身長156cmのインテリアエディターが、おすすめのアイテムを実際に体験しながらレポートする本連載。前回に続きご紹介するのは、イタリアの名門インテリアブランド「カッシーナ」の日本総代理店「カッシーナ・イクスシー」が展開する「ixc.(イクスシー)」のアイテムです。今回は、セラミック天板と無垢材のバランスが美しいオリジナルブランド「イクスシー・エディション」の『セピオン テーブル』をセレクトしました。
熱々な鍋や器をそのまま置けて、ソースやワインをうっかりこぼしてもサッと拭くだけで綺麗な状態を保てる高機能な素材として、昨今人気が高まっているセラミック天板のダイニングテーブル。空間に柔らかさを添えてくれる長円形と焼き締めた素材の風合いが、インテリアを格上げしてくれます。
輪ジミの心配無用!石独特の高級感も魅力のセラミック天板
食事やお茶を楽しんだり、さまざまな作業を行ったりと、日常的に手で触れる機会が最も多いのがダイニングテーブル。室内空間の中で床・天井に続いて大きな水平面でもあり、インテリアスタイルの決め手となるアイテムでもあります。
「無垢材オイルフィニッシュの天板なら、輪ジミも経年変化のうち」と、わかっていてもコースターが欠かせない几帳面な方や、大理石などの洗練された素材感に憧れはあるものの気軽に卓上調理するには向かないかしら? とお悩みの方にもおすすめなのが、機能性の高さで人気のセラミック天板のダイニングテーブルです。
さまざまなブランドから登場しているなかでも、「イクスシー・エディション」の『セピオン テーブル』は、空間にエレガントな雰囲気をつくり出してくれるデザイン性の高さを兼ね備えています。
エレガントなのに気軽に集える!使い勝手抜群のダイニングテーブル
年末年始を控え、なにかと集う機会も増えるこれからの季節。できればホストもゲストと共に楽しい時間を過ごしたいですよね。ホットプレートや鍋をみんなで一緒に囲むのはもちろん、メインディッシュもオーブン料理ならおしゃべりしているうちに仕上がります。オーブンから出した耐熱調理器具をテーブルに置けば、一気に華やかに! 各自食べたい量を自分でお皿に盛り付けるスタイルなら、取り分ける行為自体もイベントになります。
シンプルながら細かなところにまで目が行き届いた秀逸デザイン
ダイニングテーブル選びで見落としがちなのが、天板にどの位置にどのように脚がついているか? というポイントです。『セピオン テーブル』のデザインが秀逸なのは、脚と脚の間を横につないで補強している“貫(ぬき)”の形状にあります。
用いられているのは、幅広い用途やインテリアスタイルに合わせやすい無垢材。Y字を2つ合わせたような“貫”で構造的にも堅牢さを備えたうえで、脚が天板の端部についています。さりげないこの工夫のおかげで、長辺には2脚の肘付き椅子を設置でき、“お誕生日席”と呼ばれる短辺にもゆったりと着席できるデザインに。また、セラミック天板と脚はきちんと一体化しているので、模様替えの際や地震のときも安心です。
一流デザイナーとの協働も!「イクスシー・エディション」の魅力
「イクスシー」には、「イクスシー・エディション」と「イクスシー・セレクション」があります。「イクスシー・エディション」は、「イクスシー」が独自に企画・開発。世界中の一流デザイナーとのコラボレーションと、インハウスデザイナーによる製品群。「イクスシー・セレクション」は、モダンデザインを基軸にした独自の美意識で、世界各地からセレクトした製品群になります。
先述のとおり、『セピオン テーブル』は「イクスシー・エディション」のアイテムです。デザインを手がけたのは、ミラノを拠点にンテリアのほかにも自動車、化粧品、ファッションなど多岐にわたり世界中にクライアントのいるデザイナーのフランチェスコ・ロタ氏。
企画制作販売が日本になるので、私たちの暮らしに寄り添った機能性を備えているのはもちろん、一流のデザインなのに海外製品よりも値頃感があるのも大きな魅力です。
今回は、「イクスシー」のオリジナルブランド「イクスシー・エディション」から『セピオン テーブル』をご紹介しました。
セラミックテーブルが気になっていたという方や、ダイニングテーブルの購入を検討されている方は、ぜひショールームでその魅力を体感してみてはいかがでしょうか?
※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
問い合わせ先
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カッシーナ・イクスシー青山本店
営業時間/11:00~18:00
定休日/水曜
TEL:03-5474-9001
住所/東京都港区南青山2-12-14 ユニマット青山ビル1・2・3F
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- TEXT :
- 土橋陽子さん インテリアエディター
公式サイト:YOKODOBASHI.COM