ブロンドのショートヘアがトレードマークのモナコ「シャルレーヌ公妃」。2000年に開催されたシドニーオリンピックでは南アフリカ代表として活躍した元競泳選手でもあります。長身とスポーティなムードが映える、凛と洗練されたスタイルを好む公妃。メリハリが効いた辛口な着こなしは、公妃のヘルシーな魅力を際立てます。そこでシックなトーンの2色コーデをピックアップ。クールビューティな46歳が小気味よくエレガントに着映えたスタイルを紐解いていきましょう。

■1:「ベージュ×ブラック」クワイエットラグジュアリーに着こなす旬のジレコーデ

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夫のアルベール2世大公と。

2024年11月14日にモナコにて赤十字のギフト配布に出席。黒のタートルネックとジャケットの上に、シャープなラペルが付いたベージュのジレを羽織っています。ボトムはクロップド丈のスティックパンツをチョイス。ジレ以外はブラックで統一してコントラストの効いた仕上がりに。足元まで黒にしたことでキトゥンヒールのディテールが引き立ち、控えめだけれど洒落感高いルックを完成しています。

■2:「ネイビー×ブラック」レザーの存在感で品格をアップ

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スタッズイヤリングのミニマルな煌めきが洗練された顔まわりを演出。

2023年11月16日、モナコ宮殿で行われた同イベントでは「ロロ・ピアーナ」のネイビージレを着用。レザーのラペルが品格のアクセントを添え、さらに「ルイ・ヴィトン」のロングブーツでレザーをリピートしリッチ感と迫力オーラを漂わせて。インナーは黒のタートルでスッキリとした端正配色に仕上げています。

■3:「ブラック×ホワイト」ラフなカーゴをメリハリ配色でクラスアップ

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右からガブリエラ王女、ジャック王子。

2024年4月27日、モンテカルロのモナコ・サーキットで開催されたフォーミュラE モナコ ePrixに出席。ウエスト丈のジャケットはフロントのジッパーと裾のシャープなラインが特徴です。ボトムはジャージ素材のカーゴパンツを選びカジュアルダウンしています。上下ともに「ルイ・ヴィトン」のもの。ストリートな香りも漂うパンツをスタイリッシュなジャケットでドレスアップし、今どきな洗練コーデを完成。


2011年7月にモナコ王室の一員となり10年以上。ラグジュアリーブランドのアイテムも類まれな美貌で着こなすモナコ「シャルレーヌ公妃」の2色コーデをお届けしました。ミニマルだけれど上質感漂うクワイエットラグジュアリーなスタイル。エフォートレスでスッキリ着映える、大人の余裕を感じる着こなしをぜひ参考にしてみてください。

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PHOTO :
Getty Images
WRITING :
神田朝子