着物で楽しむ東京散策のおすすめは、伝統のある建物と個性豊かな新しさが混在し、どこかミュージアムのような趣のある日本橋や銀座、清澄白河エリア。

雑誌『Precious』1月号では、【小粋にぶらり、アートフルな東京歩き】と題し、かしこまりすぎず、スマートに上品な印象を与えてくれる着物の装いをお届けしました。

本記事ではその中から、大政 絢さんがまとう結城紬の着物スタイルをご紹介します。

シンプルな結城紬に豊かな柄の藍色の帯で上品にセンスアップ

結城紬の着物を纏った大政絢さん
結城紬の着物［袷仕立て、仕立て上がり］￥1,529,000・琉球紅型の名古屋帯［仕立て上がり］￥745,800・帯揚げ￥9,900・帯締め￥16,500（青山 八木）、バッグ￥940,500・リング￥588,500（ルイ・ヴィトン）、ストール￥110,000（ヴァルカナイズ・ロンドン〈ジョンストンズ〉）、草履￥39,600（伊と忠）

美しく、ふっくらと暖かで着心地がよく、「紬の王様」とも呼ばれる結城紬の着物。菱形の背景に蝶が舞い、梅の花が彩る、重要無形文化財保持者、玉那覇有公氏の琉球紅型の帯で軽やかに洗練された装いに。

荘厳な名建築や愛され続ける神社が集う「日本橋界隈」

結城紬の着物を纏った大政絢さん
結城紬の着物［袷仕立て、仕立て上がり］ ￥1,529,000・琉球紅型の名古屋帯［仕立て上がり］￥745,800・帯揚げ￥9,900・帯締め￥16,500（青山 八木）、バッグ￥940,500・リング￥588,500（ルイ・ヴィトン）、ストール￥110,000（ヴァルカナイズ・ロンドン〈ジョンストンズ〉）

訪れたのは…三井本館・福徳神社

昭和初期の名建築「三井本館」など意匠の美しい歴史的建物が点在する一方、現代的なビルも建ち並ぶ日本橋。ビルの谷間には朱色の鳥居がある「福徳神社」も。徳川家康も参拝したという神社は、今も人々の崇敬を集める特別な場所。

※掲載商品の価格は、すべて税込みです。

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PHOTO ：
熊澤 透
STYLIST ：
青木貴子（WHiTEBOX）
HAIR MAKE ：
川原文洋（UM）
MODEL ：
大政 絢（Precious専属）
EDIT&WRITING ：
川村有布子、喜多容子（Precious）
着付け ：
石山美津江
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