雑誌『Precious』7月号では、特集【情趣豊かにカラージュエリーと夏着物】と題して、凛と涼しげな佇まいに、ジュエリーをなじませたり、効かせたり。粋な遊び心が生む、新しい着物の楽しみ方をご紹介しました。
友人との食事会や街歩きに、観劇に…この夏は、着物で出かけてみませんか? 清涼感と清らかさの漂う夏着物に、カラージュエリーの透明感を添えて――。
今回は、夏着物にカラージュエリーを合わせた着こなしをまとめてお届けします。
■1:暑い季節のおしゃれ着、心地よい夏大島に、クリアなブルーの石の煌めきを
白地に細やかな十字絣が施された手織りの夏大島は、すっきりとした美しさに惹かれる一枚。メガネ織の帯と帯締めの澄んだ水色を、ハチドリを携えた大粒のアクアマリンのリングでリフレインして。
■2:お祝いの席にもふさわしいアザミ柄の絽の付下げにモダンなリングを効かせて
夏の光に映えるホリゾンブルー地に、アザミの赤紫色が効いた、たおやかな着物。アザミは夏から秋にかけて咲く花で、着物の柄は季節を少し先取りするのが粋。その豊かな彩りに呼応するように、リングも寒色系と暖色系をミックス。
■3:はんなりとした色合わせで楽しむ江戸小紋。仕上げはイエローダイヤモンドで
艶やかな山吹色の着物には、「三番叟(さんばそう)」と呼ばれる細やかな古典柄が施されて。これは、江戸小紋の重要無形文化財保持者、小宮康正氏が手掛けた逸品。京都・河合美術織物のミントブルーの帯で優しくまとめた着こなしに、大粒のイエローダイヤモンドが輝くファンタジックなリングが映えて。
■4:端正に、きりりと装う紺地の夏小紋。ジュエリーも紺&白の輝きでまとめて
透け感のある薄物の紺地に、柔らかな白の丸紋が涼やか。着物の色をブルーサファイアのリングや青文字盤の時計で繰り返すことで、小粋に。ブローチを帯留めのように用いても素敵。
■5:健やかな美しさをたたえた夏塩沢に、紫&グリーンの光を添えて趣豊かに
独特のシャリ感と空気をはらんだような軽やかな着心地、清らかさが魅力の夏塩沢は、これから夏着物を始めたい人にもおすすめ。手元には、透明感溢れる寒色系のカラーストーンリングを重ねづけして。
※文中の表記は、PT=プラチナ、RGローズゴールド、YG=イエローゴールド、PG=ピンクゴールド、WG=ホワイトゴールド、DIA=ダイヤモンドを表します。
※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
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- PHOTO :
- 熊澤 透
- STYLIST :
- 青木貴子(WHiTEBOX)
- HAIR MAKE :
- ヘア/hiro TSUKUI(Perle)、メイク/川原文洋(UM)
- MODEL :
- 大政 絢(Precious専属)
- EDIT&WRITING :
- 川村有布子、佐藤友貴絵(Precious)
- 着付け :
- 石山美津江