格別の品格があり、自分らしさを物語る一着は、キャリアスタイルの核となるもの。なかでも、上質な素材と細部にこだわりを宿した、珠玉のジャケットとワンピースは、プロフェッショナルな信念を感じさせ、ビジネスシーンで好印象を授けます。

そこで、雑誌『Precious』1月号では、【NEW BOSSの毎日に寄り添う「信頼ジャケット」と「端正ワンピース」】と題し、ビジネスシーンに欠かせない、ふたつのマスターピースの最旬を選定しました。

今回は、「ブルネロ クチネリ」「サンローラン」「ディオール」「セリーヌ」の“信頼ジャケット”をご紹介します。

■1:「ブルネロ クチネリ」

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ジャケット¥708,400(ブルネロ クチネリ ジャパン)

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イタリアならではのテーラリング技術、上質な素材とニュートラルカラーといった「ブルネロ クチネリ」の魅力が凝縮。さらりと心地よいパナマ織りのバージンウール生地を用い、ワイドなピークドラペルや両玉縁仕上げのフラップポケットを施すことでオーセンティックな印象を加味。襟裏にはさりげなく煌めく「モニーレ装飾」を施し、細部までぬかりなく。

■2:「サンローラン」

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ジャケット¥517,000(サンローラン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉)

名品DATA​

「サンローラン」の代名詞ともいえる、1960年代に登場したセンセーショナルな「スモーキング・ジャケット」を継承するような、ハンサムな一着。ハリ感のあるウールギャバジン素材に加え、パッド入りのショルダーで、袖を通すだけで風格溢れる装いが叶う。メンズのスーツを踏襲した右前合わせや内ポケットが小粋。

■3:「ディオール」

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ジャケット¥690,000(クリスチャン ディオール〈ディオール〉)

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1947年にクリスチャン・ディオールが発表した「バー」ジャケットは「ニュールック」の象徴でもあり、ウエストのくびれを強調する「コロール(花冠)」ラインが比類なき存在感を放つ。シグネチャーのジャケットを基軸に、オフホワイトのウールシルク素材でモダンに更新。アトリエで約150時間以上かけて完成される一着ならではの圧巻の佇まい。

■4:「セリーヌ」

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ジャケット¥517,000/予定価格(セリーヌ ジャパン〈セリーヌ バイ エディ・スリマン〉)

名品DATA​

パリシックな装いに欠かせない、表情のあるブークレツイードのシャスールジャケット。シャスールとはフランス語でベルボーイを意味し、2019年秋冬に登場して以来、「セリーヌ」を物語る一着に。アイコニックな馬車を刻んだゴールドカラーのボタンや、ブレードのパイピングが上品さを漂わせる。

※掲載商品の価格は、すべて税込みです。

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PHOTO :
池田 敦(CASk)
EDIT :
川口夏希、奥山碧子・木村晶・遠藤智子(Precious)