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プロフィール

 

名前:ソフィア・ローレン(Sophia Loren)
出生地:イタリア ローマ
生年月日:1934年9月20日

1950年代からイタリア国内の映画に端役で出演をはじめ、1957年の映画『島の女』でハリウッド進出を果たしたソフィア・ローレン。1960年の映画『ふたりの女』でアカデミー賞主演女優賞を受賞し、世界的な注目を集めました。その後も『昨日・今日・明日』(1963年)『ひまわり』(1970年)『ラ・マンチャの男』(1972年)など、数々の名作映画に出演。『ああ結婚』(1964年)では再びアカデミー賞にノミネートされ、1991年にはアカデミー名誉賞を受賞しています。
子育てのため一時的に女優業から遠ざかっていたものの、1994年の映画『プレタポルテ』で復帰。映画界のレジェンドとして、今もなお多くのファンに愛されている名女優です。

私生活では、1966年に映画プロデューサーのカルロ・ポンティと結婚。ふたりの息子を授かり、長男のカルロ・ポンティ・ジュニアは指揮者に、次男のエドアルドは映画監督となっています。

「若いころ」「昔」の写真18選

まず、ソフィア・ローレンの「若いころ」「昔」の写真をピックアップ。

1953年(19歳)

 

1954年(20歳)ティヴォリにて

 

1955年(21歳)

 

1955年(21歳)

 

1956年2月(21歳)ローマにて

 

1958年(24歳)映画『鍵』より

 

1958年(24歳)ロサンゼルスにて

 

1958年(24歳)ロサンゼルスにて

 

1959年(25歳)映画『ナポリ湾』より

 

1960年(26歳)

 

1960年(26歳)

 

1960年(26歳)映画『求むハズ』より

 

1960年(26歳)

 

1962年(28歳)

 

1965年(31歳)

 

1970年(36歳)

 

1971年5月(36歳)JFK国際空港にて

 

1980年(46歳)フランスにて

 

「映画」代表作5選


ここからは、チェックしておきたいソフィア・ローレンの代表出演「映画」をご紹介します。

『ふたりの女』(1960年)

右は、
右は、

ヴィットリオ・デ・シーカ監督。アルベルト・モラヴィアの小説を映画化した作品。共演は、エレオノーラ・ブラウン、アンドレア・ポッチピンティなど。ソフィア・ローレンはこの作品でアカデミー賞主演女優賞を受賞した。

あらすじ:1943年、第2次世界大戦下のイタリア。未亡人のチェジーラ(ソフィア・ローレン)は、15歳の娘ロゼッタ(エレオノーラ・ブラウン)と共に故郷の村に疎開する。ロゼッタは村で出会った青年ミケーレ(アンドレア・オッチピンティ)に思いを寄せるようになるが、ミケーレが恋していたのは母であるチェジーラだった。複雑な三角関係に陥った母娘に、さらなる悲劇が襲い掛かり…。

『ああ結婚』(1964年)

左は、マルチェロ・マストロヤンニ。
左は、マルチェロ・マストロヤンニ。

ヴィットリオ・デ・シーカ監督。エドゥアルド・デ・フィリッポの喜劇『フゥルメナ・マルトゥラーノ』を原作とした作品。共演は、マルチェロ・マストロヤンニなど。ソフィア・ローレンはこの作品でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされた。

あらすじ:戦時中、娼婦と客という立場で出会ったフィルメーナ(ソフィア・ローレン)とドメニコ(マルチェロ・マストロヤンニ)。フィルメーナは結婚を望んでいたが、ドメニコは首を縦に振らなかった。家に呼ぶ際も女中部屋に通すなど、貧困層出身のフィルメーナとの関係を公にしようとしなかったドメニコ。しかし、内縁関係が20年続いたある日、フィルメーナが危篤状態に陥ったことで、ドメニコは自分自身の想いに気づく。

『ひまわり』(1970年)

ヴィットリオ・デ・シーカ監督。共演は、マルチェロ・マストロヤンニ、リュドミラ・サベーリエワなど。

あらすじ:第2次世界大戦が終戦。出征した夫のアントニオ(マルチェロ・マストロヤンニ)の帰りを何年も待ち続けていたジョバンナ(ソフィア・ローレン)は、とうとうソ連に行くことを決意する。わずかな手がかりを頼りにアントニオを探し続けるジョバンナ。郊外の村に辿り着き、ようやくアントニオを発見したジョバンナだったが、彼はロシア人女性と家庭を築いており…。

『ラ・マンチャの男』(1972年)

撮影中。
撮影中。

アーサー・ヒラー監督。セルバンテスの小説『ドン・キホーテ』を原作としたミュージカル作品。共演は、ピーター・オトゥール、ジェームズ・ココなど。ソフィア・ローレンは、アルドンサ役を演じた。

あらすじ:牢獄に入れられた作家のミゲル・デ・セルバンテス(ピーター・オトゥール)は、没収されかけた原稿を守るため、囚人たちとともに即興芝居をすることになる。物語は老兵ドン・キホーテ(ピーター・オトゥール)と従者のサンチョ・パンザ(ジェームズ・ココ)が、ある宿屋を城だと思い込むところから始まった。ドン・キホーテは宿屋の売春婦アルドンサ(ソフィア・ローレン)を姫と崇めたてまつり、やがてアルドンサの心にも変化が訪れる。

『プレタポルテ』(1994年)

1994年 撮影中。右は、キム・ベイジンガー。
1994年 撮影中。右は、キム・ベイジンガー。

ロバート・アルトマン監督。共演は、マルチェロ・マストロヤンニ。アヌーク・エーメなど。ソフィア・ローレンは、イザベラ・ド・ラ・フォンテーヌ役を演じた。

あらすじ:パリのプレタポルテ協会の会長オリヴィエ(ジャン=ピエール・カッセル)は、あるネクタイをつけて空港に迎えに来て欲しいというメッセージを受け取る。オリヴィエが空港に向かうと、そこには自分と同じネクタイをつけたオブローモフ(マルチェロ・マストロヤンニ)が待っていた。謎めいた再会方法におどろくオリヴィエだったが、ふたりは車でパリに向かう。しかし、そこである事件が起きてしまい…。

「夫/子ども」の写真9選


映画プロデューサーのカルロ・ポンティと結婚し、ふたりの息子を授かったソフィア・ローレン。長男のカルロ・ポンティ・ジュニアは指揮者として国際的に活躍。次男のエドアルドは映画監督となり、作品にはソフィア・ローレンも出演しています。ここからは、「夫/子ども」の写真をピックアップ。

1966年に結婚した映画プロデューサーのカルロ・ポンティと

1957年12月 ヴィクトリア駅にて。
1957年12月 ヴィクトリア駅にて。

1958年6月 ニューヨークにて

 

1968年に誕生した息子のカルロ・ポンティ・ジュニア

 

カルロ・ポンティは2007年に94歳で死去

撮影年不明 パリにて。
撮影年不明 パリにて。

1982年12月 長男のカルロ・ポンティ・ジュニアと

 

次男のエドアルド・ポンティと

1991年3月 第63回 アカデミー賞授賞式。
1991年3月 第63回 アカデミー賞授賞式。

2002年8月 第59回 ヴェネツィア国際映画祭

 

2006年 ロシアナショナル管弦楽団15周年記念ガラ

 

2014年11月 AFI FEST『ソフィア・ローレン トリビュート』

左は長男のカルロ・ポンティ・ジュニア、右は次男のエドアルド・ポンティ。
左は長男のカルロ・ポンティ・ジュニア、右は次男のエドアルド・ポンティ。

「美貌遍歴」17選


次に、60代からの「美貌遍歴」をお届けします。上品さとセクシーさを兼ね備えた佇まい…唯一無二の存在感に圧倒されるはず。

2002年(68歳)第回 ヴェネツィア国際映画祭

 

2003年9月(69歳)Giorgio Armani 『Rodeo Drive Walk of Style』

 

2004年11月(70歳)バンビ賞授賞式

 

2005年5月(70歳)故郷ナッツオーリでの名誉市民賞受賞時

 

2008年3月(73歳)Damiani 東京プロモーションイベント

 

2009年2月(74歳)第81回 アカデミー賞授賞式

 

2010年1月(75歳)第67回 ゴールデングローブ賞授賞式

 

2010年9月(76歳)Miss Italia Beauty Pageant 

 

2012年5月(77歳)MSC Divina Cruise Ship Launch In Marseille

 

2013年6月(78歳)Giorgio Armani 主催 『One Night Only』

 

2014年5月(79歳)第67回 カンヌ国際映画祭

 

2014年10月(80歳)テレビ番組『Che Tempo Che Fa』出演時

 

2014年11月(80歳)AFI FEST トリビュート・トゥ・ソフィア・ローレン

 

2016年9月(82歳)イブニング・ヴィズ・ソフィア・ローレン

 

2017年2月(82歳)The Reel Awards  Celebrity Impersonators And Tribute Artists

 

2019年10月(85歳)第11回 ガヴァナーズ賞授賞式

 

2021年9月(87歳)Academy Museum Of Motion Pictures オープニング ガラ

 

「現在」の写真2選


世界的な大女優として、多くのファンを虜にしてきたソフィア・ローレン。女優として、母として、慈善活動家として…その輝きは90歳を迎えた今もなお衰えることはありません。

2024年3月(89歳)Damiani Centenary Gala Dinner

 

2024年5月(89歳)ビバリーヒルズにて

 

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