ビッグスマイルが印象的なオランダ「マキシマ王妃」。皇后雅子さまとの深い親交でも有名で、2006年は休暇を共に過ごしたり、アムステルダムで行われたウィレム=アレクサンダー国王の就任式では、雅子さまに直接電話をかけ出席を要請。11年ぶりの海外公式訪問を実現させました。そんな行動力とと明るいお人柄、そしてスタイリッシュなセンスでも好感度抜群な53歳がこの秋冬に披露した、王道のワントーンスタイルを紐解いていきましょう。
■1:大人を優しげに見せるまろやかキャメルの装い
2024年12月10日、オランダ・アムステルダムの王宮前のダム広場で行われた、ポルトガルのマルセロ・レベロ・デ・ソウザ大統領の歓迎式典に出席。ミディ丈のベルテッドコートの襟元にストールを巻き、ハットとシンプルなパンプスを合わせています。キャメルカラーのコートが主役のミニマルなスタイルですが、ストール、グローブ、パンプスをやや明るいトーンを選んだことで統一感はそのままに柔らかな立体感を実現。クラッチバッグはゴールドトーンのメタリックを選んで、ワントーンに馴染みながらもスタイリッシュな輝きを添えています。
■2:ショートコートで軽やかに!トレンドカラーのオリーブグリーン
2024年11月30日、ニューウェハインのNBCコングレセンターで開催されたラボバンク協同組合インパクトイベントで国連事務総長特別顧問(金融健全性担当)として会議に出席。トレンドカラーであるオリーブグリーンのコート&レザースカートのコーディネートです。辛口シックな色味をショート丈やミディ丈で軽快に取り入れて。コートのインナーに合わせたタートルネックやパンプスも同系色でまとめていますが、ウール、レザー、スエードの異なる素材をミックスすることでメリハリを加えています。
■3:秋冬の凜とした空気に映えるクリーミーなワントーン
2024年11月29日、アムステルダム市内中心部で写真撮影。オプティカルなホワイトのベルテッドコートにアイボリーのタートルニット&ワイドパンツを合わせたスタイルです。バッグやブーツは淡いベージュを選んでクリーミーなワントーンに。まろやかな配色に大ぶりなパールのブローチやイヤリングが優美な輝きを添えて、写真映えする華やかなコーディネートに仕上げています。
オランダ「マキシマ王妃」のワントーンコーデをご覧いただきました。大人の余裕感じる優しげキャメルや旬色オリーブグリーン、顔映えも叶える華やかホワイト…とキャッチーなカラーを選んでいるのが印象的。コートを羽織る今の時期は特に取り入れやすいワントーン、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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- PHOTO :
- Getty Images
- WRITING :
- 神田朝子