至福のぬくもりを感じられるエコファーコート。着膨れさせず、好バランスに導くなら海外のお洒落賢者たちの着こなしが参考になります。今回はデイリーで活躍させやすい、グレー、黒、ブラウンのコートスタイルをピックアップしました。

■1:レオ・エバーリンは…ライトグレーのスタイリッシュさが冬の街中で映える!

ファーコートを黒パンツで引き締め、さらにポインテッドトゥパンプスでシャープさをオン。
ファーコートを黒パンツで引き締め、さらにポインテッドトゥパンプスでシャープさをオン。

ジュエリーブランド「LEO MATHILD JEWELRY」「LM STUDIO」を手掛けるレオ・エバーリンをベルリンでスナップ。ややもすると甘さが過剰になる場合も。でも、ライトグレーならスタイリッシュさを演出でき、さらに透明感も放たれ冬の街中でよく映えます。クリームホワイトのカーディガンと黒のパンツ、パンプスでモノトーン構成にし、シックに誘導。ゴールドバーハンドルのグレーバッグが都会派ムードをあと押しします。

■2:ソフィア・ガイスは…定番黒コートもエコファーなら穏やかな迫力が宿る

チャンキーソールの黒シューズで重厚感を足し、かっこいい大人カジュアルを堪能。
チャンキーソールの黒シューズで重厚感を足し、かっこいい大人カジュアルを堪能。

2024年11月下旬、ベルリンでスナップされたデジタルクリエイターのソフィア・ガイス。彼女が指名したのはアメリカ発のブランド「GANT(ガント)」のエコファーコート。定番の黒ロングコートも、エコファー素材なら穏やかな迫力が宿り、着映え力抜群です。ゴージャスでシックなコートを気負いなく着こなすために、白のカットソーとワイドデニムパンツを合わせてカジュアルダウン。ライトブルーのパンツなら、白トップスと共鳴してクリーンさが漂います。仕上げにヘアをタイトにまとめ、顔周りをすっきり見せると良バランスに着地。

■3:ギリ・ビーガンは…ビターブラウンを選んでトレンド感をアピール

こっくりブラウンの品の良さをアシストする、ゴールドのモダンイヤリングが好アクセント。
こっくりブラウンの品の良さをアシストする、ゴールドのモダンイヤリングが好アクセント。

2024年12月上旬、コペンハーゲンでスナップされた、雑誌『JOYS』の編集長を務めるギリ・ビーガン。インパクトのあるビッグカラーのエコファーコートはお馴染み「ザラ(ZARA)」のもの。ミドル丈と穏やかなビターブラウンなら扱いやすく、上品さやトレンド感を演出することにも成功。さらに引き締めを両立できるのも頼もしいです。ほかのアイテムも同じカラーでまとめ、優雅さをアピール。型押しパンツやバッグに引っ掛けたグローブがメリハリをアップしてくれます。


海外インフルエンサーたちの「エコファーコート」を使った着こなしをご紹介しました。見た目にも温かで、さらに華やかさも演出できるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
阿部芙美香