視線を集め、冬コーディネートのポイントになるニット帽。ほっこりさせずに都会的に取り入れるなら、海外のお洒落賢者たちの着こなしが参考になります。黒、ベージュ、ブラウンという扱いやすいカラーのニット帽を使ったコーディネートをご紹介します。

■1:ベンテ・リエムは…黒のニット帽ならかっこいい! 白黒配色でスタイリッシュにきめて

サングラス×イヤリングの合わせ技でカジュアルなニット帽に飾りけをプラス。
サングラス×イヤリングの合わせ技でカジュアルなニット帽に飾りけをプラス。

アイスランドの首都、レイキャビクでスナップされたビーチウエア&アパレルブランド「Butter&Hazel」を手掛けるベンテ・リエム。温かみのあるニット帽をきりっと見せるなら、やはり引き締め力のある黒をセレクトするのが得策です。トップス、ブーツ、バッグも同じカラーで統一しつつ、厚みのあるラバーブーツを選ぶとニット帽と共鳴してストリートなムードが盛り上がります。コートは黒とお似合いの白を選び、メリハリを演出。ベルテッドデザインやクリーミーな白なら、しなやかさを両立できて優雅に整います。

■2:ダーヤ・バラニクは…ベージュニット帽とレギンスを合わせスポーティな軽やかさをアピール

トップスのレイヤードやレギンスと靴下の重ね着で小気味よく。
トップスのレイヤードやレギンスと靴下の重ね着で小気味よく。

コペンハーゲン ファッションウィーク開催中にスナップされた、インフルエンサーのダーヤ・バラニク。グレージュのニットプルオーバーとチェスターコートとマッチする、ベージュのニット帽を取り入れて一体感を出すとニット帽だけが浮いて見える心配がありません。ニットプルオーバーのインに白カットソーを迎え、さらに黒のスターラップレギンスを合わせるとスポーティな軽やかさが加わりほっこりしません。靴下とシアリングローファー、チェック柄バッグで温感を上乗せすれば、季節感が高まって冬の街中で絵になること間違いなし。

■3:ミエ・ジュエルは…ブラウンで見た目にもあたたかく! 黒コートでカバーすれば大人顔

落ち着いた配色にすることで、カジュアルな印象のニット帽をスタイリッシュに昇華。
落ち着いた配色にすることで、カジュアルな印象のニット帽をスタイリッシュに昇華。

スタイリスト、コンサルタントのミエ・ジュエルをレイキャビクでスナップ。濃いベージュのリブニットプルオーバーとパンツのぬくもりをアシストするために、ニット帽はブラウンをセレクト。ダークカラーのニット帽なら、顔周りが引き締まりバランスアップが実現。暖色がほっこりしないよう、黒のロングコートを重ねてシックなムードを両立。さらにニットプルオーバーの中にも黒トップスを仕込むというひと手間で、立体感と洒落感を倍増させました。


寒い北欧でスナップされた、インフルエンサーたちの「ニット帽」を使ったコーディネートを3選お届けしました。顔周りを覆う帽子をうまく活用すれば、ぬくもりに包まれるだけでなくこなれ感がアップします。ぜひ、参考にしてみてくださいね。

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PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
阿部芙美香