その香り、味わいで五感を刺激するチョコレート。雑誌『Precious』2月号では、【今すぐ、魅惑の「チョコレート沼」に溺れたい】と題し、定番から限定コレクションまで、注目の逸品をラインナップしました。
今回はその中から、日本人パティシエならではの美味なる組み合わせ「和菓子×チョコレート」にフォーカス。ショコラトリーヒサシの『かりんとうショコラ』と『Monaショコラ』をご紹介します。
シックな艶めきと甘美なおいしさに沼りましょう!
ショコラトリーヒサシ『かりんとうショコラ』&『Monaショコラ』
■1:ショコラトリーヒサシ『かりんとうショコラ』
京都らしい情緒とモダン。軽やかでビターなかりんとう
シェフの小野林範さんは「クラブハリエ」でショコラティエとしてキャリアを積むなかで和菓子への造詣も深めた。独立後、考案したひとつが『かりんとうショコラ』。
サクサクのかりんとうをキャラメリゼする過程でカカオニブとココナッツパウダーをからめ、56%のカカオでコーティング。かりっと割れる瞬間にビターな香りが鼻を抜け、控えめな甘さが後を引く。白樺の箱もモダン。
■2:ショコラトリーヒサシ『Monaショコラ』
和菓子好きもリピ買いする和風マカロンのような洗練
パティシエの世界大会で優勝経験のある小野林シェフの自信作は、70%のカカオとヘーゼルナッツのガナッシュをもなかの皮でサンド。つくりたてのサクサク感を目指し、ガナッシュには水分を使わず、それでいて口溶けのよさを追求。
皮とカカオの香ばしさ、クリームの贅沢食感を、ほのかな塩味が引き締める。「丸宗」の抹茶を使ったものとセットで。
※掲載商品の価格は、税込みです。
※情報は2024年12月現在のものです。掲載商品は仕様や価格が変更になる場合もあります。商品の詳細、販売期間、送料、ショップの定休日、営業時間等は各Webサイト等をご参照ください。
問い合わせ先
- ショコラトリーヒサシ
- TEL:075-744-0310
- 住所/京都府京都市東山区夷町166-16
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- PHOTO :
- 池田 敦(CASK)
- STYLIST :
- 洲脇佑美
- EDIT&WRITING :
- 松田亜子、佐藤友貴絵(Precious)
- 取材協力 :
- 市川歩美