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プロフィール

名前:ウィリアム・H・メイシー(William H Macy)
出生地:アメリカ合衆国フロリダ州
生年月日:1950年3月13日
1972年から舞台俳優として活動をはじめ、1985年には自身の劇団を設立するなど、演劇界を中心にキャリアを積んできたウィリアム・H・メイシー。ブロードウェイの舞台に出演するかたわら映画にも出演をはじめ、徐々に知名度をあげてきました。
1996年に映画『ファーゴ』でアカデミー賞助演男優賞にノミネート。個性派俳優として、世界的にも注目を集めました。その後は『ブギーナイツ』(1997年)『マグノリア』(1999年)『ジュラシック・パークⅢ』(2001年)など、数多くの作品に出演。俳優としてだけでなく、脚本家・演出家としても高い評価を得ており、2002年にはテレビ映画『ドア・トゥ・ドア/バックに愛とまごころを…』では、エミー賞主演男優賞と脚本賞を受賞しています。
私生活では、映画で共演したフェリシティ・ハフマンと1997年に結婚。ふたりの娘を授かっています。
「若いころ」「昔」の写真15選
まず、ウィリアム・H・メイシーの「若いころ」「昔」の写真をピックアップ。
1991年(41歳)映画『Homicide』より

1998年(48歳)第13回 インディペンデント映画賞授賞式

1999年(49歳)映画『マグノリア』より

1999年(49歳)映画『ミステリー・メン』より

1999年(49歳) 映画『ビッグムービー』プレミア

1999年(49歳)第25回 NATO/ShoWest Convention

2002年(52歳)映画『ウェルカム・トゥ・コリンウッド』より

2002年(52歳)AFI アウォード

2003年(53歳)サンダンス映画祭

2003年(53歳)第55回 プライムタイム・エミー賞授賞式

2003年(53歳)トロント国際映画祭

2003年(53歳)第17回 ノーティカ・マリブ・トライアスロン

2004年(54歳)第4回 Adopt-A-Minefield Gala

2005年(55歳)マウイ映画祭

2005年(55歳)カリフォルニアにて

「映画」「テレビシリーズ」代表作4選
ここからは、チェックしておきたいウィリアム・H・メイシーの代表出演「映画」「テレビシリーズ」をご紹介します。
『ファーゴ』(1996年)

ジョエル・コーエン監督。共演は、フランシス・マクドーマンド、スティーヴ・ブシェミなど。ウィリアム・H・メイシーはジェリー・ランディガード役を演じ、アカデミー賞助演男優賞にノミネートされた。
あらすじ:1987年、ミネソタで自動車販売店の営業をしているジェリー・ランディガード(ウィリアム・H・メイシー)は、借金苦から妻ジーン(クリステン・ルドルード)の狂言誘拐を企てる。カール(スティーヴ・ブシェミ)とゲア(ピーター・ストーメア)、ふたりのチンピラに実行を依頼するが、不運が重なり殺人事件に発展してしまう。捜査に乗り出した警察署長のマージ(フランシス・マクドーマンド)は、事件に不審な点があることに気付くが…。
『マグノリア』(1999年)

ポール・トーマス・アンダーソン監督の群像劇。共演は、フィリップ・ベイカー・ホール、トム・クルーズなど。ウィリアム・H・メイシーは元天才クイズ少年のドニー役を演じた。
あらすじ:長年続く人気クイズ番組『チビっ子と勝負』の初代チャンピオンで、天才クイズ少年とうたわれたドニー(ウィリアム・H・メイシー)は、雷に打たれたことで才能を失い、小さな電気店の店員として働いている。あるバーの店員に恋をしているドニーは、彼の気を引くために歯列矯正をしようとしていたが、突然店を解雇されてしまった。バーで泥酔し店員に愛を告白した後、突拍子もない行動に出たドニーだったが…。
『ドア・トゥ・ドア/バッグに愛とまごころを…』(2002年)
アメリカで放送されたテレビ映画。脳性麻痺による半身不随というハンディキャップを抱えながらも活躍した実在のセールスマン、ビル・ポーターの生涯を題材とした作品。この作品でウィリアム・H・メイシーは、エミー賞主演男優賞と脚本賞を受賞した。
あらすじ:1955年、脳性麻痺により右半身を自由に動かすことができないビル・ポーター(ウィリアム・H・メイシー)は、母親の助けを借り面接に臨もうとしていた。募集していたのは訪問販売の仕事だったことがわかるるが、母親のアドバイスに従い「最も難しい地区を担当する」と主張したビルは採用されることになる。ハンディキャップを抱えながらも、ビルはさまざまな困難を乗り越え仕事をまっとうしていく。
『シェイムレス 俺たちに恥はない』(2011年~2021年)

アメリカで放送されたテレビシリーズ。全10シーズン。イギリスで放送されていたテレビシリーズ『恥はかき捨て』をリメイクした作品。共演は、エミー・ロッサム、ジェレミー・アレン・ホワイトなど。
あらすじ:シカゴのサウスサイドに住むアルコール依存症のフランク・ギャラガー(ウィリアム・H・メイシー)は、6人の子どもを抱えながら仕事もせず、不正に障がい者年金を得て暮らしている。一家は、しっかり者の長女フィオナ(エミー・ロッサム)と成績優秀な長男のフィリップ(ジェレミー・アレン・ホワイト)に支えられながら、なんとか生活を成り立たせていた。あるとき、フィリップは真面目で評判の次男イアン(キャメロン・モナハン)の秘密を知ってしまう。
「妻/子ども」の写真8選
ハリウッドを代表するおしどり夫婦として、フェリシティ・ハフマンとの仲睦まじい姿を披露しているウィリアム・H・メイシー。ここからは、「妻/子ども」の写真をピックアップ。
1997年に結婚したフェリシティ・ハフマンと

娘のソフィアと

2003年1月 第60回 ゴールデングローブ賞授賞式

2006年 Cocktail Party for Oxfam

娘のソフィア、ジョージアと

2014年10月 映画『君が生きた証』ロサンゼルス VIPスクリーニング

2016年9月 第68回 プライムタイム・エミー賞授賞式

2022年12月 A New Way Of Life 2022 ガラ

「男前遍歴」22選
次に、50代後半からの「男前遍歴」をお届けします。トレードマークともいえる口髭とグレイヘアがダンディで素敵!
2006年(56歳)サンダンス映画祭

2006年(56歳)サラソタ映画祭

2006年(56歳)映画『Bobby』イギリスプレミア

2008年1月(57歳)サンダンス映画祭

2009年1月(58歳)舞台『Speed-The-Plow』カーテンコール

2010年1月(59歳)第16回 全米映画俳優組合賞授賞式

2011年1月(60歳)ショウタイム ウィンター TCA パネル

2013年1月(62歳)テレビシリーズ『Girls』シーズン2プレミア

2014年1月(63歳)サンダンス映画祭

2014年1月(63歳)パークシティにて

2015年1月(64歳)第21回 全米映画俳優組合賞授賞式

2015年2月(64歳) SiriusXMスタジオにて

2015年9月(65歳)第67回 プライムタイム・エミー賞授賞式

2016年3月(66歳)ニューヨークにて

2016年12月(66歳)第22回 全米映画批評家協会賞授賞式

2017年9月(67歳)第69回 プライムタイム・エミー賞授賞式

2018年1月(67歳)ゴールデングローブ賞候補者イベント

2018年1月(67歳)第75回 ゴールデングローブ賞授賞式

2019年1月(68歳)第76回 ゴールデングローブ賞授賞式

2019年3月(69歳)テレビシリーズ『シェイムレス 俺たちに恥はない』イベント

2021年9月(71歳)第73回 プライムタイム・エミー賞授賞式

2022年4月(72歳)舞台『American Buffalo』オープニング・ナイト

「近年」の写真2選
演出家として、俳優として、高い評価を受けているウィリアム・H・メイシー。70代を迎え、俳優としての円熟味は増すばかりです。2025年以降も続々と出演作が公開される予定となっており、その活躍から目が離せません。
2023年5月(73歳)ロサンゼルスにて

2024年5月(74歳)映画『猿の惑星/キングダム』ワールドプレミア

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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images