公務の場には難しく見えがちなデニムを、軽やかに自分らしくロイヤルスタイルに仕上げているスペイン・レティシア王妃。なかでも印象的なのが、深みのあるリジット(ノンウォッシュ)デニムを主役にした着こなしです。シャツ&パンツ、ワンピース、スカートという異なるアイテムを、カジュアルな素材でありながら洗練されたムードに仕上げていた装いを紐解いていきましょう。
■1:デニムonデニムをユニセックスに着こなして
まずはスペイン・レボジャールのカセレスにある火災被害地域を訪問した際の装い。今季も人気継続中のデニムonデニムを、端正に着こなしています。上下とも深みのあるブルーを選ぶことで、ラフなスタイリングでも程よい品格をキープ。
オーバーサイズではなくジャストなサイズ感でまとめることで、知的な佇まいを演出しています。シャツは第2ボタンまで開け、袖をラフに捲ることで、こなれ感と軽やかさをプラス。メンズライクなレースアップシューズやベルトがハンサムなアクセントとなり、辛口なデニムスタイルを完成させています。
■2:赤小物がベストマッチ!フェミニンなミディワンピース
スペイン・モンセラート修道院創立1000周年記念式典に出席。デニム素材のミディワンピースは、フィット&フレアの優美なシルエットが特徴。深みのあるインディゴブルーながら、歩くたびに揺れるフレアスカートやノースリーブのデザインによって、軽やかで涼しげな印象です。
縦に施されたステッチがデニムに奥行きを与えつつ、すっきりとした縦長ラインを強調している点にも注目。小物には今季トレンドの赤を効かせ、クラシカルなムードの中に旬のエッセンスをプラスしています。カジュアルなデニム素材でありながら、色味やシルエット選びによって、品格漂うモダンな公務スタイルに仕上げています。
■3:淡色小物で涼感をプラス!Iラインでスマートに
マドリードブックフェアの開会式に出席。パリッとした白のトップスに、デニム素材のIラインスカートを合わせた、クリーンな着こなしを披露。ハイネックかつノースリーブのトップスをタックインすることで、スカートへと続く縦長シルエットを強調し、すっきりとした印象に導いています。
さらに、小物は白のクラッチバッグとライトブルーのサンダルを選び、軽やかな抜け感をプラス。スカートの深いインディゴブルーが淡色小物を引き立て、涼感のある洗練スタイルを完成させています。
スペイン・レティシア王妃のデニムコーデをお届けしました。カジュアルなデニムも、深みのあるリジットデニムなら品よく都会的なムードに。ロイヤルらしい洗練バランスは、大人の夏の装いのお手本になりそうです。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- WRITING :
- 神田朝子

















