限られた箱の中に、美しく詰め込まれた至高の料理たち。ひとつひとつ丁寧に下ごしらえされた旬の素材が、繊細に華やかに、彩りよく盛り付けられた日本の「お弁当」はまさにアート!
雑誌『Precious』3月号では、【百花繚乱!ラグジュアリーなお弁当】と題して、あの名店の味から、京都の老舗の粋、ラグジュアリーホテルの名品、今どきの海苔弁まで、麗しき「お弁当」をご紹介。
今回はその中から、「OGASAWARA RESTAURANT」 日替わり弁当をご紹介します。
蓋を開けたら思わず歓声があがる、超絶技巧×厳選素材の宝箱、ラグジュアリーな「お弁当」。さて、どれを持ち帰りましょうか。
「OGASAWARA RESTAURANT」日替わり弁当

まるで極上フルコース!前菜、メイン、デザートまで大人のための贅沢弁当
蓋を開けると思わず「わぁ」。この美しく華やかなお弁当を手掛けるのは、「アロマフレスカ」や「カンテサンス」と名店を渡ってきた小笠原圭介シェフ。独立後構えた「エクイリブリオ」ではミシュランの星を獲得、移転後の「OGASAWARA RESTAURANT」では、完全プライベートレストランとして一日1組限定で腕を振るっています。
コロナ禍で、そんなシェフの料理を食べたいという常連の熱き声により生まれたのが『日替わり弁当』。別名「オーガーイーツ」と呼ばれ、常連のお客様の顔や好みを思い浮かべながら、旬の味を詰め込み、当時はシェフ自らお届けしていたとか。
写真では見えませんが、この下にはさらに別の料理が所狭しと美しく並び、その数30種以上! 一番下には優しい味の小豆と粟のごはんが…。「制限のある弁当という表現が好き」というシェフの想いと技、エッセンスが凝縮された、遊び心溢れる麗しきフルコースのようなお弁当は、自宅でゆっくりワインと共に。
この日のテーマはイタリアン。豚ヒレのパンチェッタには金柑の粒マスタード、厚揚げクリームチーズ、ハーブに漬けた鶏の照り焼きに、ケッパー&ハーブがきいたカキのコンフィ。煮穴子には桜のふりかけ、マグロ漬けに牛しぐれ煮、生シラスのだし巻きetc.。書ききれないのが悔しい!

※掲載商品の価格は、税込みです。
※情報は2025年1月17日現在のものです。内容は季節によって変わる場合があります。公式サイトなどでご確認ください。
DATA
- OGASAWARA RESTAURANT
- ※期間&個数限定、店舗受け取り、当日消費を厳守。支払いは現金のみ。内容や予約は電話にて相談を。
- 営業時間/17:00〜23:00
- 定休日/不定休
- TEL:03-3353-5035
- 住所:東京都新宿区荒木町6-39 GARDEN TREE B1
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- PHOTO :
- 川上輝明(bean)
- EDIT :
- 田中美保、佐藤友貴絵(Precious)