限られた箱の中に、美しく詰め込まれた至高の料理たち。ひとつひとつ丁寧に下ごしらえされた旬の素材が、繊細に華やかに、彩りよく盛り付けられた日本の「お弁当」はまさにアート!

雑誌『Precious』3月号では、【百花繚乱!ラグジュアリーなお弁当】と題して、あの名店の味から、京都の老舗の粋、ラグジュアリーホテルの名品、今どきの海苔弁まで、麗しき「お弁当」をご紹介。

今回はその中から「日日の料理 びおら」 桜えびちらし二段弁当をご紹介します。

蓋を開けたら思わず歓声があがる、超絶技巧×厳選素材の宝箱、ラグジュアリーな「お弁当」。さて、どれを持ち帰りましょうか。

「日日の料理 びおら」桜えびちらし二段弁当

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『桜えびちらし二段弁当』¥3,780[箱外寸/縦8×横22×高さ5cm×2段]

しみじみと味わい深い日日の家庭料理を詰め込んだ極上の春の味

炊きたての白いごはんに、和え物、煮物、焼き物、お味噌汁…。「家庭料理こそ、最上級の“ケ”の料理」と話すのは、京都・武者小路千家の家元に生まれ、懐石料理に造詣が深い料理研究家の後藤加寿子さん。娘のすみれさんと開いたこちらは、和食の素晴らしさを再発見できる名店です。

「懐石の心は家庭料理にある」という考えのもと、だしをきちんととること、旬の食材を吟味することを大切にした料理はどれも、口にするとしみじみと味わい深く、ほっとするものばかり。

そんな「びおら」の看板メニューがぎゅっと詰まったお弁当がこの春、誕生しました。ピンク色の桜えびの旨煮が華やかな桜えびちらしほか、だし巻き、唐揚げ、サーモンの柚庵焼き、野菜の炊き合わせなど、オープン以来人気の品々が目にも美しく並ぶ姿は、年代問わず愛されること間違いなし。毎日の料理を大切に、丁寧に。優しく温かな気持ちも一緒にいただきましょう。

定番&看板メニューに加えて、奈良漬や青菜のごま酢和え、アジフライ、ひじき煮などが。桜えびちらしは静岡の寿司の名店「末廣鮨」にご伝授いただいたもの。甘辛く煮た油揚げや蓮根が入った酢飯の上に海苔・錦糸玉子を重ね、桜えびの旨煮をのせた贅沢な一品。

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お弁当の箱

※掲載商品の価格は、税込みです。
※情報は2025年1月17日現在のものです。内容は季節によって変わる場合があります。公式サイトなどでご確認ください。

DATA

  • 日日の料理 びおら
  • ※3月から5月下旬まで毎週土日限定「DEAN & DELUCA品川店」で販売予定。「びおら」で買う場合は要予約、要相談。
  • 営業時間/11:00〜14:30、18:00〜22:00
  • 定休日/日曜・祝日休み(月曜は夜のみ) 
  • TEL:03-6277-3522
  • 住所/東京都港区南麻布4-12-4 プラチナコート広尾1F

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PHOTO :
川上輝明(bean)
EDIT :
田中美保、佐藤友貴絵(Precious)
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