限られた箱の中に、美しく詰め込まれた至高の料理たち。ひとつひとつ丁寧に下ごしらえされた旬の素材が、繊細に華やかに、彩りよく盛り付けられた日本の「お弁当」はまさにアート!

雑誌『Precious』3月号では、【百花繚乱!ラグジュアリーなお弁当】と題して、あの名店の味から、京都の老舗の粋、ラグジュアリーホテルの名品、今どきの海苔弁まで、麗しき「お弁当」をご紹介。

今回はその中から「HIGASHIYA」 折弁3種をご紹介します。

蓋を開けたら思わず歓声があがる、超絶技巧×厳選素材の宝箱、ラグジュアリーな「お弁当」。さて、どれを持ち帰りましょうか。

「HIGASHIYA」折弁3種

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写真上から/「行」¥3,024[箱外寸/縦10.5×横16.5×高さ3.1cm×2段]・「真」¥6,480[箱外寸/縦16.5×横16.5×高さ5.3cm]・「草」¥2,160[箱外寸/縦10.5×横16.5×高さ3.1cm]

これぞ、日本の由緒正しいお弁当!美しき「折詰」の伝統を、さらにモダンに端正に

木製の箱(折箱)に、隙間なく料理を詰めたお弁当「折詰」。江戸時代、花見や紅葉狩り、芝居見物などに食されるようになり、日本の食文化の一端を担ってきました。

そんな先人たちの知恵と工夫が詰まった食の伝統を守るため、「HIGASHIYA」が手掛けるお弁当が『折弁』です。正方形の折箱に玄米俵に稲荷、桜鯛や蛸、鴨に筍や空豆など20数種の山海の幸を楽しめる「真」、定番のおかずを詰め合わせた二段折「行」、野菜たっぷりの「草」の3種。ひとつひとつ丁寧につくられた料理がキリリと端正に並ぶ姿にうっとり。

とりわけ「真」は、おかずの下にまた別のおかずが敷き詰められていて、食べ進めるごとに新しい味に出合える楽しみも。笹の葉に包まれた白玉あんみつに銘菓の棗バターと、デザートまで! 最後までワクワクが止まらない、まさに食の宝石箱です。

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お弁当の箱

※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
※情報は2025年1月17日現在のものです。内容は季節によって変わる場合があります。公式サイトなどでご確認ください。

DATA

  • HIGASHIYA GINZA
  • ※『折弁』は「HIGASHIYA」各店、店頭または電話にて4日前までに1種につき4折より予約可能。「真」のみ、7日前までに2折より予約可。また、「真」のみ四季で内容が変わる。『折弁』に関する注文や問い合わせは「HIGASHIYA GINZA」まで。
  • 営業時間/11:00〜19:00
  • 定休日/無休
  • TEL:03-3538-3230(売店)
  • 住所/東京都中央区銀座 1-7-7 ポーラ銀座ビル2F

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PHOTO :
川上輝明(bean)
EDIT :
田中美保、佐藤友貴絵(Precious)
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