2025年3月2日(日)、エンターテイメント界の賞シーズン、そのクライマックスといえる米国アカデミー賞がロサンゼルス・ハリウッドのドルビーシアターで開催されました。本記事ではフォーマルな装いをクールに着こなす人気俳優らにフォーカス。『アノーラ』が作品賞を受賞し高い評価を得たショーン・ベイカー監督のドレスアップもぜひご覧ください。

■1:ティモシー・シャラメ

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ニューヨークの音楽シーンを舞台に、ボブ・ディランの若き日を描いた『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』で主演男優賞にノミネート。

ティモシー・シャラメはバターイエローの「ジバンシィ」オートクチュール。ボトムは実はデニム! ネクタイの代わりにオニキスとダイヤモンドのカルティエのネックレスをあしらい、相変わらずのおしゃれ番長ぶりを発揮しています。

■2:レイフ・ファインズ

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『教皇選挙』で最優秀男優賞にノミネート。

名優レイフ・ファインズは正統派の装いで登場。白で縁取られた蝶ネクタイがクラシックなスーツに新鮮な印象を添えています。

◾️3:ショーン・ベイカー

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作品賞、監督賞、脚本賞、編集賞で、4冠を達成。

1953年のウォルト・ディズニー以来(その際は別々の映画4作品で)、ひとりで4部門の受賞を果たした『アノーラ』のショーン・ベイカー監督。ディオールのタキシードをスタイリッシュに着こなしています。

■4:アンドリュー・ガーフィールド

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旬ブラウンのワントーンコーデ。

エスプレッソ色の「グッチ」のスーツをまとったアンドリュー・ガーフィールド。「ジャガー・ルクルト」のウォッチや「デビッド・ユーマン」のネックレスも揃いのトーンで揃えています。

■5:キーラン・カルキン

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『リアル・ペイン~心の旅~』で助演男優賞を受賞。

兄マコーレー・カルキンが受賞に嬉し泣きしたと話題の弟、キーラン・カルキン。シャツもブラックで揃えたモノクロームルックを纏って。艶やかなタキシードは「ゼニア」によるもの。紫のサファイア、コロンビア産エメラルド、ペリドットで仕立てられた「フレッド・レイトン」のブローチが華やかさを添えています。

■6:エドワード・ノートン

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『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』で助演男優賞にノミネート。

「ディオール」のスーツ登場したエドワード・ノートン。手元にはスティール製「ヴァシュロン・コンスタンタン」のウォッチを合わせ、控えめながらもクールなドレスアップを完成。

■7:ジェフ・ゴールドブラム

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『ウィキッド ふたりの魔女』に助演。

「プラダ」のスーツにエメラルドカラーのサングラスと蘭の花を添えたジェフ・ゴールドブラム。手首には、ライラックカラーの「ヴァシュロン・コンスタンタン」のウォッチをあしらい、個性的な着こなしを披露しました。


第97回アカデミー賞授賞式で人気俳優らが魅せたフォーマルルックをご覧いただきました。王道スタイルからオリジナリティに溢れる着こなしまで、多彩な装いがレッドカーペットで存在感あるオーラを発揮していました。

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この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
WRITING :
神田朝子