シグネチャーの魅力に改めてフォーカス!シャネル「2025/26年秋冬 プレタポルテ コレクション」を発表
シャネルの「2025/26年秋冬 プレタポルテ コレクション」が、パリのグラン・パレを舞台に発表されました。巨大な黒いリボンのインスタレーションをバックに繰り広げられた今回のコレクションは、メゾンが大切にするシグネチャーの魅力に改めてフォーカスしたものに。
リボンやボウタイ、パール、花など、アイコニックなコードを崇高に表現しながらも、どこかポエティックで、おとぎ話の世界を彷彿とさせる軽やかな世界観に包まれていました。
ここからは、披露された全71ルックから厳選して振り返ります。
■リボンディテールが多彩な表情を発揮!

会場に配された巨大なリボンと呼応するように、リボンディテールをさまざまな表情で魅せたルックが多数登場。ボリュームのあるリボンや透かし織りのリボン、風になびくようにプリントされたリボンやボウタイなど、モチーフも多彩です。


■ツイード×チュールで魅せる新たな一面

メゾンのコレクションで欠かせないツイードスタイルも、今回はチュールをレイヤードすることで新たな一面を見せてくれました。
透け感が生み出すさまざまなシルエットが、コレクション全体に躍動感や軽やかさをもたらします。

■トロンプルイユ効果を生み出すレイヤリング

マイクロジャケットとフレアパンツにラップスカートを重ねたざくろ色のスリーピーススタイルや、ノースリーブのブルゾン風ジレ×ロングスリットスカートにミニスカートを重ねたルックなど、レイヤリングも今回のコレクションのキーに。まるでトロンプルイユ効果のような、奥行き感や立体感を生み出しています。
■ネックレスやバッグなど…エスプリを効かせたパール使い

大ぶりパールのネックレスや大胆なクロスボディーバッグ、上品な光沢を放つパールのベルトなど、エスプリの効いたパール使いも印象的。ほんのりプレイフルなムードが漂うパール使いに惹かれます。

以上、シャネルの「2025/26年秋冬 プレタポルテ コレクション」を彩ったハイライトルックを厳選してお届けしました。改めてシャネルのシグネチャーの数々にスポットを当てた今回のコレクション。
シャネルのオフィシャルサイトからも、ショーのムービーや全ルックを楽しむことができます。ぜひチェックしてみてください!
問い合わせ先
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- (C)CHANEL
- WRITING :
- 池尾園子