その知性と気品あふれる美貌でファッショニスタとしても注目を集めるスペイン「レティシア王妃」。ジャーナリストからクイーンへ、初の公務ともいえる2003年の婚約式ではオプティカルホワイトのパンツスーツで登場。鮮烈な印象を残しました。それから20年経った今でも、王妃が頻繁に愛用するカラーが「白」です。今回は、世界で最もスタイリッシュな王族のひとりと呼ばれる52歳が披露した、晴れやかなホワイトトーンの装いを紐解いていきましょう。
■1:スパンコール輝くセットアップ風ワンピースでオペラ鑑賞

2024年11月29日、スペインのビルバオにあるエウスカルドゥーナ宮殿で、ジャコモ・プッチーニの死去100周年を記念したオペラ「イル・トリッティコ」の初演に出席。暗い照明にも映えるスパンコールの輝きが美しいワンピースは「テレサ・ヘルビッグ」のもの。クリーミーな色合いが柔和な表情を引き立てるエレガントなデザインです。シャツ襟がフォーマル感を、ふんわりとしたスカートがフェミニンなムードを盛り上げます。
■2:クラシカルなツイードをクリーンなコートで刷新!

2024年12月5日にスペインのマドリードにあるガレリア・デ・クリスタルで開催された「エル・ムンド」35周年記念式典に出席。ダークネイビーとホワイトの端正なカラーブロッキングが持ち前のインテリジェンスを際立てます。ワンピースはアシンメトリーのネックラインが特徴。ミニマリストなオープンフロントのノーカラーコートがすっきりとした雰囲気を演出し、艶のある足元でクラス感を添えています。
■3:オールホワイトをメタリック小物で旬の佇まいに

2024年12月10日にイタリアのローマで行われたスペイン王室の国賓訪問中に、ローマの「王立スペインアカデミー」に到着し、展示会を視察。パンツスーツの上にベルテッドコートを重ね、ストールを立体的な巻いたホワイトのワントーンスタイルです。気温の低い日、凛とした佇まいが明るさを放つオールホワイト。クラッチバッグとパンプスでメタリックカラーを加えてトレンド感を演出し、華やかさも今っぽさも叶えるスタイルにまとめています。
今回はスペイン、レティシア王妃が披露したホワイトトーンの装いをお届けしました。出会いの多い春に活用したい清潔感も華もある最強の好感度カラー。ぜひ王妃のコーディネートを参考にしてみてくださいね。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- WRITING :
- 神田朝子