今回ピックアップしたのは、春らしい白、しなやかなベージュ、シックにまとまる黒のレーススカートです。フェミニンやコンサバティブのイメージが強いレーススカートは、意外にもあらゆるテイストにフィットするので、ぜひ3人の着こなしをチェックしてみてくださいね。

■1:アレックス・コンサーニは…ぶかっとルーズなニットとブーツで脱力感を宿す

全体のボディラインをカバーするゆったりシルエットがエフォートレスなムードを叶えます。
全体のボディラインをカバーするゆったりシルエットがエフォートレスなムードを叶えます。

2025年2月5日、NYファッションウィークのキックオフパーティーに参加したモデルのアレックス・コンサーニ。春らしさを高めてくれるロマンティックな白のレーススカートに、クリームホワイトのニットプルオーバーを合わせて透明感を演出。そこにチェーンストラップ付きバッグやバックルブーツといったスパイシーな黒小物を投入すると、甘さが中和され都会的に整います。さらにトップスとブーツはぶかっとしたルーズな形を選ぶと、レーススカートがカジュアルダウンされてこなれたバランスに着地。

■2:ナタリー・ヴェルティスは…しなやかなベージュまとめならレースの優雅さが倍増

ベージュなら、ジュエリー要らずで品よく華やげます。
ベージュなら、ジュエリー要らずで品よく華やげます。

2025年2月11日、NYファッションウィーク開催中にキャッチされた、モデル、テレビ司会者のナタリー・ヴェルティス。軽やかさをクリアしながら、上品さを演出できるオールベージュの着こなしでした。総レーススカートには、ヒップや太ももを覆う丈のジャケットを合わせてバランスを計算。レザー素材のベルトとバッグ、プレーンな素材のジャケット、レース素材のスカートを掛け合わせると、同じ色味のワンカラーでも立体的にきまります。それよりも淡い色味のポインテッドトゥパンプスを取り入れ、軽快さを上乗せ。

■3:ベレン・ホスタレットは…肌見せ×レーススカートでモノトーンを爽やかに誘導

Iラインの黒レーススカートならぐっと大人顔。レースの透け感のおかげで重くなりません。
Iラインの黒レーススカートならぐっと大人顔。レースの透け感のおかげで重くなりません。

パリ ファッションウィーク中にスナップされた、インフルエンサーのベレン・ホスタレット。フェミニンよりもシックな印象が高まる黒のレースタイトスカートには、同じカラーのパンプスとグレーのトップスを合わせモード感に浸って。ニットにあしらわれたシルバーのスタッズが、スタイリッシュさを後押しします。クロップド丈のニットを選ぶと、ちらっとお腹が見えて春らしく爽やかな印象に。


春という季節に映える「レーススカート」の着こなしを3選ご紹介しました。直球な解釈できれいめやフェミニンにまとめるのはもちろん、モードに誘導したり、カジュアルダウンしてテイストミックスにしても素敵です。あらゆるテイストに対応させ、レーススカートの振り幅を広げましょう。

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この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
阿部芙美香