2025年 Precious 3月号の「好きなコーディネート」1位~10位を発表します

今回10位~1位に選ばれたコーディネートは、「春アウター」の着こなしが多数ランクイン! 一気に春めいてきたものの、一日の寒暖差も大きく、肌寒い日も訪れるこの時期に活躍するアイテムです。より鮮度の高いデザインや着こなしテクを参考に、新しいおしゃれをスタートしましょう!
それではさっそく、10位から順を追って1位まで見ていきましょう。このなかに、あなたがこれからの着こなしに取り入れてみたいコーディネートはありますか?
【10位】浅藤色のジャケット×ライトグレーのタートルニット×ツイードパンツ

この春、注目なのが「ヘイズカラー・アウター」。霞がかったような風情のある彩りは、パステルより繊細な大人顔、鮮やかな色より柔らかな趣が。鮮度が高く、奥行きのある色は、まとうだけでおしゃれに新しい気分を加えてくれます。
10位にランクインしたのは、日本の藤の花から着想を得たという浅藤色のジャケットスタイル。柔らかな和紙と涼やかなナイロンをベースに織り上げた生地は、軽やかな着心地。ボトムや小物でグレーやベージュを加え、穏やかなトーンでまとめています。その美しい配色が「爽やかで上品」「春らしいかっこよさ」と好評でした。
【9位】シャンパンカラーのブルゾン×白のブラウス×ライトベージュのパンツ

スポーティなアウターの流行を大人が楽しむのに最適な進化形ブルゾンは、ワイドパンツからロングスカートまで最近主流のボトムとの相性も抜群です。
光沢素材のジャカードブルゾンなら、少し改まったシーンにもマッチ。エレガントな艶のあるとろみ素材のパンツと合わせてワントーンのグラデーションでまとめれば、「カジュアルだけど上品」「バランスがいい」と支持された大人リッチなスタイルに仕上がります。
【8位】オールブラックのコーディネート

春らしく「黒」を着こなすのも大人の洗練スタイル。「オールブラックでも単調にならない」と評価された装いは、程よいビックシルエットのシャツが決め手に。小物まで統一したミニマルな黒一色でもこなれた雰囲気が漂い、新しいモード感が生まれます。
さらに足元にはスマートさを添えるシアーソックスを合わせ、ゴールドのファッションジュエリーを添えて迫力を授ければ、単なるモードとは一線を画す、ラグジュアリー感溢れる佇まいに。「抜け感があって素敵」「ゴールドのアクセントが効いている」などの声をいただきました。
【7位】ベージュのトレンチコート×ヘイズブルーのシアーブラウス×オレンジベースのパンツ

春アウターの代表格ともいえるトレンチコート。今季は、シルエットやデザインに新しい要素を取り入れたタイプが豊富に登場しています。「かっこよさが際立つコートスタイル」と7位にランクインしたのは、後ろ姿で差がつく一着。深いスリットから光沢のある別布がのぞき、凛とした佇まいにほのかなフェミニンさが香ります。
さらに洗練度を高める着こなしのポイントは、今年らしい「ヘイズカラー」の散りばめ方。シアーなブラウスやバッグ、さらに「個性的な素材感が効いている」と注目した読者もいたパンツで巧妙に色をつなげることで、ワンランク上のコーディネートが完成!
【6位】マロンブラウンのレザージャケット×同系色のスカート

「スタイルがよく見える」「洗練されたイメージ」などのコメントが届いたのは、ベルトでウエストを適度にシェイプしたショート丈アウターの着こなし。自然なXラインが美バランスを叶える、今季注目のアウターです。
上質感漂う「サンローラン」のラムレザーアウターは、アイコンのサファリジャケットをモダンなショート丈に再解釈したもの。軽やかな着丈とベルトマークが生むウエストシェイプが、春にふさわしいフレッシュなエレガンスを印象づけます。同系色のスカートを合わせれば、品格溢れるマロンブラウンの装いに。
【5位】ブルーのコート×白のトップス×ブルーのスカート

大政 絢さんがドラマティックに表紙を飾ったコーディネートは、鮮やかなブルーの「コートの色に惹かれた」という読者が多数。「上質な素材感も贅沢で素敵」という声があったように、たっぷりと生地を使ったフーデッドスタイルで、大人の余裕を感じさせる一着です。
存在感のあるホワイトゴールドのジュエリーが、ブルーの爽快さをよりいっそう際立てるアクセントになっています。
【4位】カーキのバイマテリアルコート×白のシャツ×グレンチェックのパンツ

「溌剌とした印象でかっこいい」と注目されたのは、アウトドアテイストのコートでアクティブなムードを取り入れたビジネススタイル。しなやかなラムスキン素材とコットンを組み合わせたバイマテリアル仕様や、ゴールドのハードウエアが上品なメリハリを演出しています。
インは、仕事服の定番の白シャツとグレンチェックのパンツでスマートに。「白シャツが肌をきれいに見せている」点をお気に入りの理由にあげた読者もいらっしゃいました。
【3位】チョコブラウン&ブラウン2枚重ねのトレンチコート×デニムパンツ

チョコブラウンとブラウンのコートが2枚重ねになった、レイヤードスタイルのトレンチ。その洒脱な存在感は抜群で、ベルトをラフに結んだデニムとのカジュアルな着こなしでも「シンプルなコーディネートなのに目を引く」と高評価でした。
また、シックな表情はエレガントな装いとも好相性。「いろいろなシーンで活躍してくれそう」とのコメントも寄せられました。
【2位】ネイビーのブルゾン×同素材のクロップドパンツ

「モダンでかっこいいネイビースタイル」「パンツの丈感が新鮮」と票を集めた、旬のワークテイストを感じさせるシャツ襟ブルゾンとクロップドパンツのセットアップ。しなやかな表情のウール系ジャージー素材が、程よい抜け感を演出しています。
さらに金ボタンとリンクさせたゴールドジュエリーを散りばめることで、ネイビーがもつクリーンなムードにエレガントな華やかさが加わり、よりいっそう洗練された着こなしが完成します。
【1位】黒のニット×ピンクのミモレ丈スカート

『Precious』3月号の好きなコーディネート1位を獲得したのは、装いの活性化に有効な『黒×派手色』をテーマとした着こなし。「ピンクの鮮やかさに惹きつけられた」など、色合わせをお気に入りの理由あげた読者が多数いらっしゃいました。
スタイリングのポイントは、トップスではなくボトムに強い色をもってくること。シアーな素材を選んで、春らしい軽やかさも添えています。「自分でも真似できそうなシンプルさがいい」という回答も寄せられましたが、持ち手がカーヴィーなワンハンドルバッグや、カラーミックスのネックレスなど、ひと匙の個性を意識した小物使いも、洗練度を倍増させるテクニックとして要チェックです!
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以上、ファッション誌『Precious(プレシャス)』3月号の読者アンケート調査で、好きなコーディネートに選ばれたスタイリングを10スタイル、お見せしました。
このなかに、あなたが真似してみたいスタイリングは、ありましたか?
現在発売中の『Precious』2025年4月号の大特集は【クリーンな印象美を授ける「ホワイト・ワードローブ」の新章】。創刊21周年を迎える本号の表紙は、軽やかな白のブルゾンを纏った大政 絢さん。ファッション大特集では、クリーンな印象美を授ける「ホワイト・ワードローブ」を4つのアイテムに分けて詳解しています。別冊付録は「ダイヤモンド Perfect Book」。道標として、日常に寄り添うダイヤモンドの力強い煌めきをお届けします。そのほか、創刊21周年記念特別企画として3号連続のリレースタイルでご紹介する人気スタイリストの「シグネチャー・スタイル」、この季節にふさわしい「フラワーギフト」、俳優・大沢たかおさんのインタビューなど充実の内容です。
ぜひお手に取っていただき、ご活用いただけたら幸いです。
※高橋リタさんの【高】は「はしごだか」が正式表記です。
※掲載商品の価格は、すべて税込みです。

お近くの書店やオンライン書店などで、『Precious』2025年4月号を是非、お買い求めください。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 『Precious3月号』小学館、2025年