ヴァシュロン・コンスタンタンの真髄に全方位から迫る展覧会『The Quest(探求): 270年にわたる卓越性への追求』

世界最古のマニュファクチュール「ヴァシュロン・コンスタンタン」による、創業270年を祝した世界巡回展『The Quest(探求): 270年にわたる卓越性への追求』が、2025年4月26日(土)より一般公開されています。
メゾンの今年のテーマとなる「The Quest(探求)」を冠した今回の展覧会は、世界最古の歴史を誇りながらも常に時代に呼応しながら進化を続けるメゾンの真髄に、さまざまな角度から迫るもの。
展示内容は、時計愛好家はもちろん、メゾンに興味をもつ誰もが楽しめるよう工夫が凝らされています。270年にわたる歴史とともに「遺産と伝統」「メゾンを支える工芸技術」「高級時計製造」「The Quest(探求)」というパートを通して、メゾンが誇る卓越性の核心を垣間見ることができます。
■270年にわたる歴史

メゾンの歴史は、1755年にジャン=マルク・ヴァシュロンが最初の見習いを迎え入れ契約を結んだことがはじまり。270年もの間、一度も時計製造を止めることなく真摯にひとつの道を貫き、さらなる高みに挑み続けてきました。メゾンが製造する時計の真の価値は、その機構や目で見える見えないにかかわらず、その美的外観、職人技、緻密な仕上がりのなかに見出すことができます。
■遺産と伝統

最初の展示室では、創業の1755年に遡り、メゾンの“卓越”への探求を紹介。傑出したアーカイブのなかから厳選された、貴重な資料や写真、歴史的なタイムピースを通して、これまでのメゾンの旅路をたどります。



ジャン=マルク・ヴァシュロンが最初の見習いを迎え入れたときの契約書の複製も展示されるそう。限界へと絶え間なく挑戦を続けてきた、メゾンの長きにわたる歴史の原点に触れることができます。
■工芸技術
時計製造における数々の傑作を生み出した、高い技術をもつ職人たち。彼らを讃え、フォーカスした展示にも注目を。エナメルや彫金、ジェムセッティング、ギヨシェ装飾など、メゾンがこれまで習熟してきた珠玉の伝統技術が紹介されます。

類いまれなるクラフツマンシップの数々に、思わず目が釘付けに。

■高級時計製造

高級時計の製造にスポットを当てた展示室では、2024年に発表し、世界初の中国暦パーペチュアルカレンダーを含む63の複雑機能を搭載する「レ・キャビノティエ・ザ・バークレー・グランドコンプリケーション」に関する展示を行い、複雑な機構と繊細な部品の美しさを余すところなく堪能できるよう、特別なディスプレイが設けられており、裸眼では見ることのできない部分まで楽しめる貴重な機会となっています。

■The Quest (探求)

展覧会のフィナーレを飾る展示室は、何世紀にもわたる天文学と時計製造のつながりを想起させる演出に。壮大な天文学のスケールから、微小な時計の構成部品に至るまで、時の計測の真髄を“探求”し続けるメゾンの矜持を、より濃く感じさせてくれます。
陶芸家・茶人の山田翔太氏とのコラボレーションも!
展覧会の会場に隣接する「StandBy」では、4月26日(土)〜5月7日(水)までの期間、陶芸家で茶人の山田翔太氏とのスペシャルコラボレーションを開催。美と自身への探求を促す山田氏の作品や茶会は、伝統と遺産を大切にしながら、挑戦と探求を忘れないメゾンの姿勢と重なるものがあります。
展覧会のタイトル「The Quest(探求)」に共鳴する山田氏の珠玉の作品たちも、併せて楽しんでください。
創業270年にわたり、時計製造へのあらゆる“探求”を止めない「ヴァシュロン・コンスタンタン」。展覧会を通しメゾンの最高峰の技法や美意識に触れることで、改めてメゾンの揺るぎないアイデンティティーに魅了されるはずです。
予約来場優先なので、事前予約がおすすめ。下記のボタンからのご予約をお忘れなく!
【詳細情報】
「The Quest(探求): 270年にわたる卓越性への追求」
時間:11:00〜19:00(最終入場18:30)
定休日:火曜日(祝日を除く)
入場料:無料(予約来場優先、来場規制あり)
住所:東京都渋谷区神宮前5-11-1
※展示内容は予告なしに変更される場合がございます。
問い合わせ先
- PHOTO :
- Kunihisa Kobayashi