さっと羽織るだけでトレンド感を取り入れることができ、さらに服装選びが難しい時期の軽アウターとしてもぴったりなスエードジャケット。親しみやすい素材がけっしてほっこりしない、スタイリッシュなコーディネートテクニックをチェック。
■1:ナオミ・ワッツは…王道デニムパンツに馴染ませながら程よいクラスアップを叶える

2025年3月28日、NYのSOHOでキャッチされた俳優のナオミ・ワッツ。ラウンドカラーとキャメルがフェミニンなスエードジャケットは、コンパクトなシルエットのおかげで上品さが倍増。カジュアルなムードも持ち合わせているので、相棒的存在のデニムパンツとも好相性です。トップスは白のブラウスを選び、春の軽快さをアピール。
そして、さらなるバランスアップを叶えるために、黒の細ベルトとポインテッドトゥパンプスでかりっと引き締めながら抑揚をつけて。バッグはスエードジャケットと同じ暖色のワインレッドを指名し、彩りを足せば表情豊かに仕上がります。
■レオニー・ハンネは…質感ミックス×肌見せなら暖色コーデがほっこりしない

2025年3月11日、パリ ファッションウィーク開催中のストリートでキャッチされた、人気インフルエンサーのレオニー・ハンネ。スエードのまろやかさを引き立てるノーカラーのジャケットは、肩掛けして空気を含ませ、余裕感を演出。同色のスカートはレザー素材を指名して質感ミックスにすれば、ほんのりスパイスが加わって暖色がほっこりしません。シャツの裾を結んでお腹周りを、さらに膝下の素肌を見せキレのよさをオン。ビターブラウンのバッグ、ベージュパンプスで色の調和を取ると好バランスに着地します。
■3:ファッションウィークのゲストは…ハンサムなジャケットにレディな要素をミックス

2025年3月6日、パリ ファッションウィークを訪れたゲストの着こなしをピックアップ。格好よい雰囲気を叶えるなら、彼女のようなこっくりと深みのあるブラウンのオーバーサイズスエードジャケットを選んでみて。ゆったりとした形なので、ボトムはすっきりとしたシルエットを選ぶのが吉。白のIラインスカートなら、メリハリがつくだけでなくビターなブラウンを春らしく導くことに成功。仕上げにグリーンやブルー、ベージュといったカラフルなサテンスカートを足し、エレガンスを加算。
ボーホートレンドを日常的に取り入れられる「スエードジャケット」の着こなしをご紹介しました。特徴のある素材なので、薄着になる春コーディネートのちょうどいいアクセントになってくれます。ぜひ、参考にしてみてくださいね。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 阿部芙美香