40代女性におすすめの髪型【ショートヘア】をまとめました。髪にボリュームを出す方法や、ショートヘアに似合うパーマスタイルなどをご紹介します。
【目次】
丸顔さんにおすすめの髪型ショートスタイル
■頭が張り出している「鉢あたり」にレイヤーを入れる
HAIR CHART
やわらかさ(柔→硬) ★★☆
ボリューム(少→多)★☆☆
髪の太さ(細→太) ★☆☆
うるおい(乾→潤) ★★☆
白髪の量(多→少) ★★☆
髪が細いため、ボリュームが出にくい元良さんの髪質。「頭が一番張り出している鉢のあたりにレイヤーを入れ、毛先に動きをつけるとボリューム感が出ます」(六本木美容室 西麻布店 スタイリスト 西家直志さん)
全体の10%くらい白髪が生えてきた…という人におすすめなのが、ハイライトとローライトで染め分ける方法。「白髪染めをしなくても、色のトーンを変えるだけで白髪が目立たなくなります。ハイライトが白髪となじみ、目立たなくさせるんです。1色で染めるよりも立体感が出るので、ボリュームアップしたように見えます」(西家さん)
薄毛と白髪は「2色カラーリング」でなかったことに【40代女性の髪型】
■トップを立ち上げたフォルムで顔立ちをすっきり!
HAIR CHART
■やわらかさ(柔→硬) ★★☆
■ボリューム(少→多)★☆☆
■髪の太さ(細→太) ★★☆
■うるおい(乾→潤) ★★★
■白髪の量(多→少) ★★☆
「全体のシルエットを菱形にすると、頬からあごのラインがすっきりして、たるみが目立たなくなります」(natura副店長 杵淵雅也さん)
トップの髪を根元から立ち上げ、耳のあたりにボリュームが出るようにするのがポイント。
「トップの根元から顔まわりの毛先にパーマをかけておくと、空気感が出てニュアンスのあるスタイルになります」(杵淵さん)
たるんだほっぺは頭頂部にワックスするだけで目立たなくなる!【40代女性の髪型】
■シャープなラインを印象づける丸みのあるショートボブ
HAIR CHART
やわらかさ(柔→硬)★☆☆
ボリューム(少→多)★☆☆
髪の太さ(細→太) ★★☆
髪の潤い(乾→潤) ★★☆
白髪の量(多→少) ★☆☆
耳のあたりにふんわりボリュームを持たせた丸みのあるスタイル。「毛先にボリュームをもたせたAラインだと、どうしても顔の丸みが目立ってしまいます。40代、50代の女性なら、中間あたりに丸みのある菱形をつくるとバランスがきれい。あごのラインもすっきり見えます」(OMOTESANDO店長 宇賀治 智さん)
ボリューム不足の髪にも、このスタイルはおすすめとか。「頭頂部の髪を根元から立ち上げ、つぶれがちなトップに動きをもたせています。分け目をきちっとつけていないので、白髪が目立ちにくいメリットもあるんですよ」(宇賀治さん)
【ショートヘア】頭頂部の髪を立ち上げると、フェイスラインが丸く見えない【40代女性の髪型】
■ハイライトで自然な立体感、前下がりのカットであごのラインをシャープに
HAIR CHART
やわらかさ(柔→硬)★★☆
ボリューム(少→多)★★☆
髪の太さ(細→太)★★☆
髪の潤い(乾→潤)★☆☆
白髪の量(多→少)★★★
正面、サイド、バックの3方向から見ると、それぞれに印象が変わるスタイル。「サイドは前下がりにして、シャープなラインをつくりました。表面にレイヤーを入れ、ちょうど耳のあたりにふっくらとしたボリュームが出やすくなっています」(スタイリスト 佐野みづほさん)
カラーリングにはアッシュベージュを使用。
「明るくなった部分をハイライトで残し、それ以外の部分のトーンを調整することで立体感を出します。リタッチするとき、ハイライトを中心にすると白髪が目立ちにくくなりますよ」(佐野さん)
顔をシャープに見せる、ボリューム感のあるショートヘア【40代女性の髪型】
40代女性におすすめのショートパーマ
■根元のパーマで立ち上がりをつくり、ボリューム感を出す
HAIR CHART
やわらかさ(柔→硬)★☆☆
ボリューム(少→多)★★☆
髪の太さ (細→太)★★☆
うるおい (乾→潤)★★☆
白髪の量 (多→少)★☆☆
つむじあたりでパックリ髪が割れて、地肌が透けて見えがち。このつむじ、人によって場所がマチマチと思っていたら…。
「実はほとんどの方が、眉山と眉山の延長線上の間につむじがあるんです。ここの毛流れを補正するように根元にパーマをかけると、つむじで髪が割れることなく自然な立ち上がりがつくれるので、ボリューム感が出てきます。髪の根元が見えにくくなるので、白髪が目立ちにくくなるメリットもあります」(enfleurage青山 店長代理 佐藤 学さん)
だるっとした顔が小顔に見える!メリハリ髪型のつくりかた【40代女性のミディアムヘア】
■ボブベースのスタイルに厚め前髪でボリューム感をプラス
HAIR CHART
■やわらかさ(柔→硬) ★★☆
■ボリューム(少→多)★☆☆
■髪の太さ(細→太) ★☆☆
■うるおい(乾→潤) ★★★
■白髪の量(多→少) ★☆☆
「トップにレイヤーを入れて軽さを出したボブをベースにしています。前髪は厚めにとっていますが、三野宮さんの骨格に合わせて丈は短くしました」(kakimoto arms JIYUGAOKAスタイリスト 小林卓也さん)
前髪を厚くするとトップにボリューム感が出るので、髪がペタッとしてしまうのがお悩みの人にぴったり!
カラーリングでも、表面にハイライトを入れることで髪全体をふんわりと見せ、ボリューム感を演出。
「イエローベースの肌色の人はブラウン系の髪色にすると、肌のツヤ感もアップします」(kakimoto arms JIYUGAOKAカラー スペシャリスト 伏木麻弥さん)
ボリューム不足のペタンコ髪は厚め前髪でカバー【40代女性の髪型】
40代女性におすすめの前髪なしショートボブ
■レイヤーを入れすぎない「ショートボブ」でボリューム不足をカバー
HAIR CHART
◾️やわらかさ(柔→硬)★☆☆
◾️ボリューム(少→多)★☆☆
◾️髪の太さ(細→太) ★☆☆
◾️うるおい(乾→潤) ★★☆
◾️白髪の量(多→少) ★★★
「ショートヘアはマニッシュでシャープな雰囲気になりそう…」と思う人も多いのではないでしょうか。
「前髪を長めにしてシルエットに丸みを持たせると優しいフォルムになるので、40代、50代の女性にオススメです。レイヤーを入れることで髪に厚みができるので、ボリューム不足を解消できるんです。レイヤーを入れるとスタイルに動きが生まれるメリットがあるのですが、入れすぎるとうねったり、広がりやすくなるので、控えめに入れるのがポイントです」(P-cott店長 白倉和則さん)
「根元濡らしドライヤー」で薄毛に見えないショートヘアに【40代女性の髪型】
■耳から上にレイヤーを入れ、うねりを抑えるショートボブに
HAIR CHART
やわらかさ(柔→硬) ★★☆
ボリューム(少→多) ★★★
髪の太さ(細→太) ★★★
髪の潤い(乾→潤) ★★☆
白髪の量(多→少) ★☆☆
スタイルに動きを出すために髪を『すく』テクニックも。ただし、『すき過ぎ』にはご注意を。「特に毛量のある人は、すき過ぎるとまとまりにくくなり、ちょっとしたことで広がったり、うねったりしてしまいます。髪の表面がフラットではなくなるので、ツヤも出にくくなります。広がりにくく、うねりを目立たせなくするには、耳より上のところにレイヤーを入れること。頭頂部は根元を立たせるようにアイロンをかけておくと、ボリューム感も生まれます」(スタイリスト 柿澤つかささん)
パサつきを抑えるには、カラー選びにもポイントがあるとか。
「イエロー系の色味は髪がパサついて見えるので、私はブルー系の寒色をおすすめしています。ハイライトをウィービングして入れているので、根元に白髪が生えてきても目立ちにくいんですよ」
■丸みと厚みのあるグラデーションボブで解決
HAIR CHART
やわらかさ(柔→硬) ★☆☆
ボリューム(少→多) ★☆☆
髪の太さ(細→太) ★☆☆
髪の潤い(乾→潤) ★☆☆
白髪の量(多→少) ★☆☆
髪のボリューム不足が気になるのは、だいたい頭頂部のあたり。ここに分け目を作ると、地肌が透けて見えてしまいます。「このスタイルの特徴は頭頂部あたりから前髪をつくって、前髪に厚みをつくること。この厚みを活かして根元からフワッと立たせるように分け目をつくると、頭頂部に自然なボリュームが生まれ、お悩みもカバーできます」(ディレクター 長谷部しのぶさん)。
このスタイルのもうひとつの特徴が、髪の表面にレイヤーがないこと。
「レイヤーは内側に入れ、表面の髪を長くしているので、パサつきが目立ちにくくなっています。また、裾をフェイスラインに沿わせるのではなく、外側に広がるようにしました。これでボリューム感が出て、後頭部に厚みと丸みを出しやすくなっています」
【面長さん】薄毛に悩む女性におすすめのショートスタイル
■前髪を短くして、顔を隠さずあえて見せる
HAIR CHART
やわらかさ(柔→硬)★☆☆
ボリューム(少→多)★☆☆
髪の太さ (細→太)★☆☆
うるおい (乾→潤)★★☆
白髪の量 (多→少)★★★
毛が細く、やわらかくてボリュームも少ない西原さんの髪。
「前髪を長くして顔にかかる髪の分量を多くするのではなく、あえて顔を見せると全体的な雰囲気が明るくなります。その上でウェーブやカール、毛先のはね感でフォルムに軽さをつくると、バランスのよいスタイルになります」(ZACC raffine 副店長 湯浅星悟さん)
薄毛が目立たなくなる!髪の根元立ち上げボリュームUP術【40代女性の髪型】