東京・目白の地で広大な庭園を持つ「ホテル椿山荘東京」。季節ごとの自然はもちろん、伝統と現代の技術を融合させた「東京雲海」の演出も楽しめるホテルです。

そんな庭園を眺められるホテル棟3Fロビーラウンジ「ル・ジャルダン」にて、2025年6月30日(月)までの期間、「イブニングハイティー ~新緑~」が提供されています。

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ロビーラウンジ「ル・ジャルダン」からの眺め

18時スタートのハイティーは食事をメインに楽しむプラン。夕暮れを楽しめるロビーラウンジで、和の食材を使った味わい豊かな品々とグラスシャンパンを堪能できます。6月末ごろまで見ることができる庭園のホタルの情報と共に、Precious.jpライターの実食レポートを交えお伝えします。

庭園でホタルの飛翔もスタート! ホテル椿山荘東京「イブニングハイティー ~新緑~」でトワイライトタイムを

■1:庭園を眺めながらいただける「イブニングハイティー ~新緑~」

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「イブニングハイティー ~新緑~」WEB予約 ¥8,000、電話予約 ¥9,000(税込み・サービス料別)

シャンパンからスタートするハイティー。会場のロビーラウンジ「ル・ジャルダン」は、ちょうど夕焼けが見える角度。日没が遅くなってきたこの季節、トワイライトタイムをシャンパン片手に楽しむ贅沢時間を過ごせます。

現在行われている京都・宇治のお茶の老舗「辻利兵衛本店」とコラボレーションしたアフタヌーンティーに合わせたメニューがハイティーでも展開。「お茶・京都」のエッセンスを取り入れたメニューが並びます。

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「イブニングハイティー ~新緑~」上段

オードブルスタンドは上段には3品が登場。「生麩とマスカルポーネ 生ハムのミルフィーユ」は、生麩の間に生ハムとマスカルポーネがサンドされた驚きのメニュー。マスカルポーネや生ハムの味わいに、ゴマ、花穂じその和の風味も感じられる一品です。

グラスに入っているのは「ゆばのロワイヤル」です。ロワイヤルとは洋風の茶わん蒸しのこと。卵とコンソメスープ、湯葉が重ねられたグラスには、提供直前に擦った本わさびが香ります。暑い季節でもつるりといただけますよ。

串の前菜は「ほうじ茶風味の鴨と焼きネギのピンチョス」。ほうじ茶パウダーを振った鴨ロース肉の表面を焼きあげてから、ほうじ茶と共に低温調理しています。ほうじ茶の香り、柔らかな肉質、オリーブオイルと塩で和えた焼きネギの組み合わせた丁寧な作りのピンチョスでした。

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「イブニングハイティー ~新緑~」中段

ほんのり甘い生地をまとった海老を挟んだ「シュリンプバーガー」。山椒をアクセントにしたオーロラソースが、大人テイストな和のバーガーです。

「グリンピースのムース」はほうれん草色のクッキーがトッピングされかわいらしい雰囲気。やさしい味わいの野菜出汁と、コクのあるグリンピースのペーストが、口当たりなめらかに仕上げられています。トッピングのコンソメゼリーとキャビアの塩味も楽しいアクセントでした。

ハムを意味する「ジャンポン」と、パセリを意味する「ペルシェ」を合わせた「ジャンボンベルシェ」。自家製ハムとバセリをゼラチン寄せにしています。口にするとゼラチンがすっと溶け、さわやかなパセリの風味とハムの旨味が広がります。マスタードの酸味がアクセントでさわやかな逸品です。

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「イブニングハイティー ~新緑~」下段

下段には4品がラインナップ。京料理の千枚漬けをイメージしたカプの浅漬けが乗った「スモークサーモンとカブのカナッペ」。サーモンの旨みとカブのシャキシャキ感とフォカッチャのもっちり感が絶妙なバランスです。

塩味のシュークリーム「抹茶のシュー・サレ」は、いくらの醤油漬け、ガーリック風味のキノコソテー、生クリームがサンドされています。抹茶を練りこんだシュー生地はほろ苦く、いくらの塩味、キノコの旨みとのハーモニーが楽しめました。

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「イブニングハイティー ~新緑~」下段

「カニとアボカドのミニグラス」は、カニとトビコという和の食材をアボカドとライムで洋に仕立てたグラス。それぞれの食材のまろやかさが絶妙に調和し、トビコのプチプチした食感を楽しめます。

「あおさのりのリゾットのアランチーニ 抹茶のソース」は和風テイストのライスコロッケ。茶葉入りパン粉で包んだアオサのリゾットが、カリカリに揚げられています。香ばしい衣に、抹茶のソースがよく合います。

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「イブニングハイティー ~新緑~」ローストビーフ

メインは「シェフ特製ローストビーフ」。ホテル椿山荘東京ならではの厚切りで提供される看板料理です。しっとりやわらかに仕上げられた肉は、何もつけずそのままでも美味。グレイビーソース、レフォール、ハーブソルトが用意されているので、ひと口ごとに異なる味わいを楽しむことができます。たっぷりのマッシュポテトと共に召し上がれ。

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「イブニングハイティー ~新緑~」デザート

デザートには「抹茶のババロア」が登場。なめらかな口溶けと、抹茶のふくいくたる風味が味わえます。小豆のメレンゲ、金柑の甘煮がトッピングされ、アクセントに。

デザートタイムにはドリンク1種を注文可能。今回はル・ジャルダンのシグネチャーティーである「ル・ジャルダン」をセレクトしました。レモングラス、カモミール、スペアミントにレモンを合わせたハーブティーで、暑い時期でもさっぱりといただけます。

■2:食後は庭園で夜の散策を。6月末まではホタルの飛翔が楽しめる!

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「東京雲海」

お腹がいっぱいになったら、庭園の散策へ。霧を作り出す東京雲海は噴出時間が決まっているので、時間を確認してから出かけてくださいね。

夜の東京雲海は神秘的な雰囲気。非日常の気分を味わえます。

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ホタルの飛翔

沢沿いではホタルの飛翔が始まっています。自然のものなので確約はできませんが、6月末までは見られる予想とのこと。東京の真ん中でロマンティックな明滅を観賞してくださいね。

■3:ホタル関連のビュッフェやステイプランも登場

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「ほたるの夕べ ディナービュッフェ」WEB予約限定 大人(月~木)¥13,500、大人(金~日)¥15,500、小学生 ¥6,500、幼児(3歳~) ¥4,000
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「ふきよせ~蛍~」¥2,000

ロビーラウンジでのハイティーだけでなく、イタリア料理「イル・テアトロ」、日本料理「みゆき」、石焼料理「木春堂」でもそれぞれ蛍の時期限定のコース料理が提供されているほか、2025年6月29日(日)までの特定日には、バンケット棟の宴会場にて「ほたるの夕べディナービュッフェ」が開催されます。

ホタルに見立てたメニューや初夏ならではの味わい、サーロインローストビーフなどの豪華な料理も取りそろえた贅沢なビュッフェです。同期間には、こちらのビュッフェと和洋食から選べる朝食が付いた宿泊プランも販売されます。

また、期間・数量限定の蛍の光をイメージした「ふきよせ~蛍~」も販売中。ホテル椿山荘東京のお土産にはもちろん、夏の手土産としてもぴったりの一品です。


ホタルの観賞が楽しめる「ホテル椿山荘東京」の庭園の景色と共に味わうハイティーは格別です。都会とは思えないロケーションで、豊かな時間を過ごしてみませんか。

問い合わせ先

  • ホテル椿山荘東京
  • 「イブニングハイティー ~新緑~」
    提供場所/ホテル棟3F ロビーラウンジ「ル・ジャルダン」
    提供期間/~2025年6月30日(月)
    提供時間/18:00~19:30(L.O.)※完全予約制(前日18時まで)
    TEL:03-3943-5489(10:00〜19:00)
    住所/東京都文京区関口2-10-8

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この記事の執筆者
東京都在住。東京農業大学卒業後、自然体験活動に従事。2016年よりフリーランスライターに。ライフスタイル、エンタメ、レシピ作成記事などを執筆。自然環境、農林業、環境問題に明るい。好きなもの:散歩、コーヒー、アイス、チョコ。
EDIT :
小林麻美