「むもんだい」ではありません！外来語「無問題」ってなんと読む？

 「無返事」ってなんと読む？むへんじ？ぶへんじ？

明日、6月3日は『なんもしない日』という記念日です。『なんもしない日』は、ドラマのモチーフにもなった、ただ、そばにいる存在を貸し出す「レンタルなんもしない人」のSNSフォロワーが、ご本人の了解のもと、クラウドファンディングで記念日登録資金集めを達成して誕生した…という、現代的な経緯をもつ記念日です。

「1年に1日くらいは社会的な責任から解放されたり、何者でもなくなる『なんもしない日』があってもいい」との思いで、何かしたらか評価されるのではなく、なんもしないことに価値があると再認識できる日にしたい…との願いが込められている、この記念日のコンセプトを借りて、自分のスケジュールに合わせた「なんもしない日」をあえてつくってみる、というのもよいかもしれません。

ということで、本日は「無」という字の入った日本語クイズをお送りします。

【問題１】「無返事」ってなんと読む？

「無返事」という日本語の正しい読み方をお答えください。

ヒント：「いやいやながら返事をすること。また、そのさま。なま返事」という意味の言葉です。

＜使用例＞

「うちの子はいま思春期で、何を言っても無返事なんですよ」

かな4文字です。

…さて、正解は？

※「？」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は↓に‼

正解は… 無返事（ぶへんじ） です。

「無」の読み方は「ム」と「ブ」のどちらか迷いがちですね。

主観ですが、「無」を「ム」と読む熟語では「無力（むりょく）」「無表情（むひょうじょう）」など「まったくない」イメージの言葉が多く、「無愛想（ぶあいそう）」「無用心（ぶようじん）」など「ブ」と読む熟語では、「完全・充分でない」というイメージの言葉が多いように感じます。

では、2問目にまいりましょう。

【問題２】「無問題」ってなんと読む？

「無問題」という外来語の正しい読み方をお答えください。

ヒント：漢字ですが外来語で、もとは「問題ありません。大丈夫」という意味の広東語です。

＜使用例＞

「無問題。まかせといて！」

かな6文字です。

…さて、正解は？

※「？」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は↓に‼

正解は… 無問題（モウマンタイ） です。

広東語「無問題（モウマンタイ）」が日本でも定着した形です。

「無問題」はSNS上や、友人間のやりとりなど、気軽で親しみのある間柄で使われる表現になっていますね。日本語の辞書にも、外来語としてこの語を掲載しているものが複数ございますので、今回、取り上げておさらいいたしました。

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本日は、6月3日『なんもしない日』にちなんで、「無」という字の入った日本語から、

・無返事（ぶへんじ）

・無問題（もうまんたい）

の読み方、言葉の背景についておさらいいたしました。