暖かくなってくると、外で弁当を食べたくなりませんか？ とくに関東はここ数日、例年よりも気温が高い日も続いています。日差しを浴びながら、ランチタイムを過ごすのも楽しいですよね。
実は今、GINZA SIXでオープン１周年を記念した限定のお弁当が販売され、注目が集まっています。お仕事の合間に、ちょっとした贅沢な気分を味わってみませんか？ 店頭で迷わないように、GINZA SIXで人気の高い弁当を９点をピックアップ。お弁当以外にも、ぜひ食べてもらいたいお惣菜も合わせてご紹介します。
■１：海苔弁 海「刷毛じょうゆ海苔弁山登り」
数ある弁当のなかでも最もシンプルで、誰からも好かれているのが「海苔弁」なのではないでしょうか。この「刷毛じょうゆ海苔弁山登り」は、その名の通り、海苔弁を中心としたラインナップの弁当屋です。「刷毛じょうゆ海苔弁山登り」の事業部長・我妻義一さんに、お話をお聞きしました。
「『海苔弁』には、初摘みの有明海苔を使用しています。有明海苔は、香りの豊かさ、やわらかさ、風味の三拍子そろった海苔です。有明海で生産される上位１%かつ、青海苔が付着する”青まぜ”を贅沢に使った海苔に、刷毛で特製の醤油を塗っています。もちろん、箸切れもよく食べやすいことも特徴です」（我妻さん）
メインメニューである「海苔弁」は、「海」「山」「畑」の３種類。
「『海苔弁 海』¥1,080 は、海の幸をメインにした海苔弁で、脂ののった鮭は、弁当箱からはみ出るほどの大きさです。海苔弁の定番のおかずといえば、ちくわの磯部揚げ。家庭料理の最上級を目指し、玉子焼きにはあえて焼き目を入れています。子供の頃に食べたお母さんのお弁当の記憶を思い出すような、懐かしさと優しさを感じていただけたら、と思います」（我妻さん）
確かに、弁当箱からはみ出しそうな大きさの鮭は、男性への差し入れにしても喜ばれそうです。
■２：海苔弁 山「刷毛じょうゆ海苔弁山登り」
３種類ある「海苔弁」の「海苔弁 山」（¥1,080）は、鶏の照り焼きが、それまでの海苔弁のイメージを一新しています。
「山の幸をメインにした海苔弁です。鶏の照り焼きは、時間が経ってもやわらかくお召し上がりいただけるよう、塩麹を揉みこんでいます。生姜がアクセントになっているので、食べ飽きずに最後までお召し上がりいただけます。舞茸、しめじ、えのき、つきこんにゃくをりんご酢でじっくり煮絡めた”きのこのりんご酢煮”は、さっぱりとした一品。箸休めには”ゆず大根”がおすすめです」（我妻さん）
■３：海苔弁 畑「刷毛じょうゆ海苔弁山登り」
海苔弁３つめの「海苔弁 畑」（¥1,080）は、さっぱりした味付けの「れんこん大葉もち」が、ヘルシー志向の女性におすすめの一品。
「お野菜を存分に楽しめる海苔弁で、人気のおかずはれんこん大葉もち。昆布茶と塩というシンプルな味付けで、大葉の香りとれんこんの触感を楽しんでいただけます。香り豊かな舞茸の天ぷらも畑ならではのおかず。豆腐とみそ、胡麻を使った優しい味わいの煎り豆腐に加えて、デザート感覚で楽しめる甘みの強い安納芋を使った大学芋もお召し上がりいただけます」（我妻さん）
■４：アトランティックサーモンの麹漬けの海苔弁「刷毛じょうゆ海苔弁山登り」
この「アトランティックサーモンの麹漬けの海苔弁」（¥1,512）は、GINZA SIX開店1周年を記念した限定弁当。GINZA SIX店店長・大久保奈智子さんにこのお弁当の魅力をお聞きしました。
「脂乗りがよく、上品なアトランティックサーモンを麹で漬け込み、ほんのりと甘い優しい味わいの”漬け魚”に仕上げました。海の海苔弁をベースに、一番人気のお惣菜れんこん大葉もちをトッピング。菜の花のナムルからは春を感じていただけるように。GINZA SIX店でしか購入できない特別な海苔弁を、ぜひお愉しみいただけたらと思います」（大久保さん）
一口食べるだけで、その味のとりこになってしまいそうな、風味豊かな海苔弁ですよね。期間限定・数量限定の海苔弁なので、提供期間はゴールデンウィーク明け頃までなのだとか。ぜひ早めに買いに行きましょう！
■５：峠の釜めし「荻野屋」
荻野屋は、温かく家庭的で地方色豊かなお弁当ををモットーに、群馬県の横川駅で昭和33年から「峠の釜めし」を販売している老舗弁当屋です。発売から60年が経過する今も、看板商品である「峠の釜めし」（￥1,000）は大人気！ GINZA SIX店店長・浦野恵造さんによると、GINZA SIX店では２種類の「峠の釜めし」が販売されているそうです。
「GINZASIX店では、益子焼を使用した従来からの『峠の釜めし』のほかに、器が重いというお客様のご意見から誕生した紙容器（パルプモールド容器）の２種類を販売しております。紙容器は、地球環境に配慮しサトウキビの搾りかすを原料にしており、益子焼の釜型容器をモチーフにデザインされております。お客様からは、“東京の中心地・銀座で峠の釜めしが買えるようになって、うれしい”とのお言葉を多くいただきます」（浦野さん）
ショッピング帰りにも、重さを気にせず帰れるのはありがたいですよね。まずは紙容器で定番の味に触れてみてはいかがでしょうか。
■６：上州牛ステーキ弁当「荻野屋」
「上州牛ステーキ弁当」（￥2,376）は、見た目にも肉がぎっしりと詰まったボリューミーな一品。こちらは「ちょっとした贅沢をしたい！」というお客さんから、予約が絶えない人気商品だそう。
「一度食べたら納得。リピーター続出の『峠の釜めし』に次いで人気のお弁当です。きめ細やかなサシが特徴の上州牛を低温調理でじっくり焼き上げているため、下の上でとろけるような旨さのプレミアムステーキ弁当に仕上がっております。味の異なる２種類のソースで味の変化をお楽しみください」（浦野さん）
■７：鶏ごぼう弁当「荻野屋」
３つめは、和風弁当で人気の高い炊き込みご飯を使った「鶏ごぼう弁当」（￥1,188）。鶏とごぼうの組み合わせが、食べごたえがありそうです。
「職人が丁寧にささがきをしているごぼうのシャキシャキ感と、特製ダレが染み込んだやわらかい国産若鶏は、どこか懐かしい味わいとなり、年配の方はもちろん、最近は若い方にも好評をいただいている商品です。付け合わせの煮物もおいしいと評判です」（浦野さん）
釜めし以外の弁当も、お肉たっぷりでボリューミーですよね。ぜひ堪能してみてください！
■８：土鍋の炊込みごはん「旬菜三山」
続いては、産地と素材にこだわった上質な和惣菜、土鍋ご飯、お弁当、お料理を扱う「旬菜三山」。このお店の「土鍋の炊込みごはん」（￥1,080）は、雲井窯で焼き上げられた土鍋で炊いてあるご飯がポイント。
筍とあさりを使った炊き込みご飯は、さっぱりとしながらも癖になります。付け合わせの、だし巻き卵と聖護院大根の切り干しも、料亭で頂く総菜のような上品な味付けです。味にこだわった炊き込みご飯は、手土産でも喜ばれそうです。
ちなみに「雲井窯の土鍋」とは、滋賀の信楽にある雲井釜で焼き上げられた日本一と言われる土鍋のこと。よくある土鍋ご飯とは異なる風味が楽しめますよ。
■９：おかげ手毬寿司「旬菜三山」
GINZA SIX１周年記念限定弁当として、ぜひ食べてもらいたいのが「おかげ手毬寿司」（￥1,620）。1日20個限定なので、早い時間に買いに行くのがおすすめ。鯛、エビ、サーモン、穴子、みょうが、きゅうりを使った手まり寿司は、まさにインスタ映えしそうなキュートな寿司。ゆっくりと形や食材のよさを味わいながら、いただきたい弁当です。ちなみにこちらは2018年４月30日までの期間限定なので、ご注意ください！
■おまけ：ベイクンコロッケ ホタテのジェノベーゼ「TAKAZAWA 180 ICHI HACHI MARU」
最後は、お惣菜。弁当だけでは物足りないときに、プラスワンアイテムとしてお薦めなのが「ベイクンコロッケ ホタテのジェノベーゼ」(￥450）。これは、赤坂TAKAZAWA のオーナーシェフ・高澤義明氏を監修のお惣菜店「TAKAZAWA 180 ICHI HACHI MARU」のコロッケ。数あるコロッケの中でも、ホタテがゴロっと入ったコロッケは、大人でも食べごたえが抜群なのです。
一般的なコロッケとは違い、マッシュした北海道産の男爵いもを器に見立てた新しいコロッケ。ごろっとしたベビーホタテをバジルペーストで和えています。パルミジャーノで風味をプラス。ワインにぴったりの洗練された大人のコロッケ。ホームパーティなどの手土産にもピッタリです。
どれも、見ているだけで食欲がわいてきそうな弁当ばかりですよね。仕事で疲れてしまった時の夕飯に、連休中のランチに、弁当で彩りを加えてみてみませんか？ 今回ご紹介したどの弁当も、味も、ボリュームもお墨付きです！ ぜひGINZA SIXのバラエティ豊かなB２フロアに立ち寄ってみてくださいね。
銀座シックス（GINZA SIX）でショッピング！ 楽しみ方まとめ12【全館ガイド】
※掲載した価格は表記のないもの以外は税込です。
- TEXT ：
- Precious.jp編集部
- WRITING ：
- 池守りぜね
