5月23日(日)にモンテカルロ市街地コースで決勝が開催されたF1 モナコグランプリ。今年はイギリスのランド・ノリス(マクラーレン)が優勝し、3日間にわたる熱戦の幕を閉じました。F1 モナコグランプリは、毎年多くのセレブリティが会場に姿を見せ、華やかに名物レースを盛り上げますが、その中心的ファッショニスタといえるのがシャルロット・カシラギです。グレース・ケリーの孫である38歳がサーキットで魅せたフレンチシックな観戦スタイルを紐解いていきましょう。

■1:ペールピンクで甘さをひと匙!優美なミニワンピース

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デニムジャケットを羽織りとしてバッグに引っ掛けています。

2025年5月25日、白のトリミングが効いたシフトドレスに、淡いピンクの小物を合わせて。マリン風配色のワンピースに赤や白でメリハリをつけるのではなく、柔らかなピンクを選んだことで、グッとフェミニンに優しい印象に仕上がっています。ワンピースはバイカラーでスポーティなムードがさりげなく漂い、ミニ丈が軽やかさをプラス。優美な装いですが、サーキットでも浮くことなくシックなオーラを放っています。

■2:品格ベージュ小物でクラスアップ!クロップド丈のストレートデニム

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息子のラファエル・エルマレと。

2025年5月24日は、ストレートなシルエットのデニムにノースリーブのツイードトップスを合わせたスタイリングで登場。フロントのポケットと、「シャネル」のロゴがあしらわれたメタルボタンがアクセントになったトップスはネイビートーンでデニムと繋がり、スッキリとした印象に。ブラックとヌードのツートンカラーのスリングバックシューズと、キルティングレザーのバッグでデニムを格上げし洗練されたルックを完成。

■3:モノトーンコーデをシアー感&脚見せで軽やかに

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鮮やかな赤のリップとペディキュアでフェミニンさを添えて。

昨年のサーキットからも一枚。2024年5月26日は、サマーニットのTシャツに黒のミニスカートを纏っていました。立体感ある編み地とほんのりとした透け感でコーディネートの洒落感を高めるトップス。足元はオープントゥ&スリングバックのシューズを合わせてきちんと感と抜け感を両立しています。バッグはパテント素材を選び、艶めきで奥行きを演出。


今回はF1モナコグランプリでシャルロット・カシラギが披露した着こなしについてお届けしました。南仏の強い日差しのもとでも軽やかさがあり、かつアクティブな観戦らしいムードも漂います。ラグジュアリーな旅コーデとしても活用できそうなスタイル、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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PHOTO :
Getty Images
WRITING :
神田朝子