2025年4月29日、スコットランド・マル島にて14回目の結婚記念日を迎えた、イギリス・キャサリン皇太子妃。さらに5月2日には、シャーロット王女が記念すべき10歳の誕生日を迎え、先月4月23日に7歳になったルイ王子の時と同様、SNSに長女のポートレートを愛あるメッセージとともに投稿しました。

今回はそんなお祝い続きな皇太子妃がこの春夏に愛用している、アーシートーンの着こなしにフォーカス。デニムからジャケットまで、多彩なスタイルを紐解いていきましょう。

■1:チョコレートブラウン×ペールブルーでフレッシュにメリハリを効かせて

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「マッシモ・ドゥッティ」のブラウンデニムをセレクト。

2025年4月29日と30日の2日間、夫のウィリアム皇太子とともにマル島とアイオナ島を訪れ、島の農村コミュニティと交流。こちらは4月29日、スコットランドのトバモリーにある市場を訪問した際のアウトフィットです。デニムスタイルですが、定番のブルーや白、ブラックではなくブラウンを選んだことで新鮮な印象に。深みのあるトーンながらブラックよりも柔らかく纏まります。汎用性のあるハイウエスト&スキニーなシルエットで旅にはぴったりなアイテム。

合わせたペールブルーのシャツは裾をウエストにインすることで、バランスよく軽やかに着こなせます。仕上げにゴールドのボタンに品格漂う、ツイードのダブルジャケットを羽織ってきちんと感をアップ。足元は深みのあるエスプレッソブラウンの編み上げブーツを合わせデニムと繋げることで、さらに脚を長く見せ、洗練を加速しています。

■2:自然に優しく馴染むオリーブグリーン!プレッピーでアウトドアなルック

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足元は前日のブーツをリピート。

2025年4月30日、スコットランドのフィオンフォートでフェリーに乗り、アイオナ島へ。オリーブグリーンのVネックニットと、カーゴパンツ風デザインの黒のスキニーデニムの組み合わせです。ニットはウエストインし、ベルトをあしらうことでもたつくことなく、すっきりした印象に。ニットの下には、白いアイレットカットのトップスを重ね、フリルネックが装いに可憐なアクセントをプラス。ライトブラウンのヘリンボーン柄ジャケットは29日に羽織っていたものよりカジュアルな印象で、ポケットとべっ甲ボタンが特徴のデザインです。

■3:ブラウンで旬のムードをオン!ダークトーンでまとめたビジネスシックな装い

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フープピアスで優美な輝きを添えて。

2025年2月4日、イギリス・ロンドンにあるナショナル・ポートレート・ギャラリーにて。黒のタートルネックを、グレーのピンストライプのパンツにインしたスタイルに、ブラウンのジャケットを羽織っています。重たく見えるため敬遠しがちなダークカラー同士の組み合わせですが、旬の深みのあるチョコレートトーンなら今っぽく着こなせます。足元はポインテッドトゥを選び、オフィスにも相応しい辛口なスタイルを完成させました。


イギリス「キャサリン皇太子妃」の最新スタイルをご覧いただきました。家族や自然に囲まれ、ストレスフリーに過ごす時間に寄り添うアーシートーン。夏のバカンスで避暑地へ行く際などぜひ参考にしてみてください。

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PHOTO :
Getty Images
WRITING :
神田朝子