母はイギリス王室で初めてオリンピックに出場したアン王女、夫は元イングランド代表のキャプテンを務めたラグビー選手であるザラ・ティンダル。自身も2012年に開催されたロンドンオリンピックに出場し、総合馬術競技で銀メダルを獲得したスポーツウーマンです。
王室の称号はもっていないものの、堂々とした迫力とエレガンスでロイヤルファミリーのなかではチャールズ国王に次ぐ人気を誇るザラ。華やかなシーンに登場する機会も多いですが、彼女が選ぶワンピースには共通のディテールが。43歳の体育会系ロイヤルがまとった黒ワンピースの装いを、スナップから紐解いていきましょう。
■1:フロントのカットアウトが今っぽい!黒レースでヘルシーな肌見せ
2024年11月25日、イギリス・ロンドンで開催された2024年ビューティ・アワードに出席。「セルフ・ポートレート」の、レースのワンピースを纏っています。胸元から太ももは黒のインナーで隠されたデザイン。シアーなパーツとのコントラストで、より体型を美しく見せます。詰まった襟元とAラインのスカートが透け感ある素材でもやり過ぎな印象はなく、上品なムードを演出。首周りとボタンにあしらわれたラインストーンの輝きで華やかさを後押ししています。
■2:ゴールド刺繍が目を引く!Iラインシルエットのワンピース
2024年6月13日、ロンドンで行われたアマゾンオリジナルドキュメンタリー『フェデラー~最後の12日間~』特別上映会にて。スパンコールの花刺繍で飾られた「レベッカ・ヴァランス」の黒ワンピースを着用しています。ボリュームあるパッフィーな半袖とストンと縦ラインを強調したシルエットが印象的。内側にカーブを描くように両サイドあしらわれたゴールドの刺繍が、ウエストのスッキリ見えを叶えています。クラッチバッグは刺繍のカラーとお揃いのゴールドで、ドレスアップらしい煌めきをトッピング。
■3:ほんのり肌見せも有効!輝くパールのディテールで華やかに
ロンドンのハロッズで行われたオーストラリア発のブランド「レベッカ・ヴァランス」のリローンチを祝うVIP朝食会に出席。輝くパールのディテール、パフスリーブ、カットアウトが特徴の黒ワンピースです。襟元やハイウエストのラインにあしらわれたパールと共に、両サイドの控えめな肌見せがドレスアップな印象を高めます。揺れるドロップタイプのイヤリングで顔まわりの華やかさをプラスし、今どき感のあるフォーマルスタイルを完成。
イギリス王室よりアン王女の第二子でチャールズ国王の姪、ザラ・ティンダルの黒ワンピーススタイルをお届けしました。二の腕のラインをさりげなくカバーするショートスリーブ、そして大人にふさわしい落ち着いた印象のミディ丈が定番。年末年始のドレスアップの参考にぜひしてみてください。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- WRITING :
- 神田朝子