食通・沖縄通の心をつかんで離さない、あの人の「偏愛レストラン」

沖縄らしさはあまりないのに、わざわざ訪れたくなる店とは? 食と沖縄を愛するグルメライター・森脇慶子さんにお聞きしました。

グルメライター・森脇慶子さん推薦「生地のおいしさを追求した本格ピッツァ」:〈那覇市・県庁前〉「バカール オキナワ(BACAR OKINAWA)」

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コースは7~8品+デザートの構成。名刺代わりの「マルゲリータ」からスタート。コースでは1/4サイズで提供される。高温で焼く “クロッカンテ” と呼ばれるピッツァは、カリッとした軽い食感が特徴。

グルメライターの先駆者である森脇慶子さんが、長らく思いを寄せているというイタリアンは、那覇で最も予約がとれない店のひとつ。東京・中目黒の『SAVOY(現・聖林館)』の味に惚れ込み、修業を積んだ仲村大輔さんが故郷沖縄にオープン。

今年からコース形式に変更し、看板ピッツァである「マルゲリータ」と「マリナーラ」の両方を、必ず楽しめるように。県産の本マグロやシマダコ、やんばるアグーなど、沖縄食材を生かした独自の料理も魅力。

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薪火で炙った本マグロと、ビーツ、紫キャベツ、パプリカをマリネにした冷菜。

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伸ばしから焼き上げの工程が見られるライブ感も楽しい。地域性や「バカール」らしさを打ち出した、第三の看板ピッツァを思案中。

※掲載の料金は、すべて税込みです。

〈 Data 〉「バカール オキナワ(BACAR OKINAWA)」

  • バカール オキナワ(BACAR OKINAWA)
    住所:沖縄県那覇市久茂地3-16-15
    TEL:050-5263-2089
  • 営業時間:一部 17:00〜19:15、二部 19:30〜22:00
    定休日:日・月曜 臨時休業あり
    二部制 一部はおまかせコース¥9,900、二部は¥11,000。
    席:カウンターとテーブル、計20席。現在、予約受付はオンラインのみ。

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PHOTO :
大城 亘(camenokostudio)
EDIT&WRITING :
池田旭香、奥山碧子・安村 徹(Precious)
コーディネーター :
松浦 明