「おうが」ではないですよ！「仰臥」ってなんと読む？

「仰有る」ってなんと読む？「おうある」ではありません！

明日、6月22日は、富士山が世界遺産に登録された日です。2013（平成25）年のこの日、「信仰の対象であり、芸術の源泉である」との理由から、富士山が、新たなユネスコの世界文化遺産になりました。最近では特に観光スポットとして注目されたことで、撮影や登山のマナーの厳格化が叫ばれていますね。お出かけになる際は、ぜひ、しっかりと下準備を整えてくださいね。ということで、本日は「富士山は信仰の対象」の「仰」という字の入った日本語クイズをお送りします。

【問題１】「仰臥」ってなんと読む？

「仰臥」という日本語の正しい読み方をお答えください。

ヒント：「あおむけに寝ること」です。

＜使用例＞

「このマッサージは、仰臥位で行います」

かな4文字です。

…さて、正解は？

※「？」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は↓に‼

正解は… 仰臥（ぎょうが） です。

「仰」の音読みには「コウ」と「ギョウ」がございます。

「仰臥」は「あおむけ」のフォーマルな言い方としてよく使われる言葉です。「横臥（おうが／横向きに寝ること）」「伏臥（ふくが／うつぶせになる、うつぶせに寝ること）」などと混乱しやすいようなので、おさらいしてみました。「仰（あお）ぐ」という字に「ギョウ」という読み方があること、お忘れなく。

さて、2問目にまいりましょう。

【問題２】「仰有る」ってなんと読む？

「仰有る」という日本語の正しい読み方をお答えください。

ヒント：「『言う』の尊敬語」です。

＜使用例＞

「地元の方が仰有ることは、きちんと聞くべきだと思うわ」

「○○○○る」。

…さて、正解は？

※「？」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は↓に‼

正解は… 仰有る（おっしゃ-る） です。

「仰る」とも表記します。

「おっしゃる」という言葉は、もともと「仰（おお）せ有（あ）る」から変遷したとされております。

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本日は、6月22日、富士山が世界遺産に登録された日にちなんで、「仰」という字の入った日本語から、

・仰臥（ぎょうが）

・仰有る（おっしゃ-る）

の読み方、言葉の背景についておさらいいたしました。