上下ワンツーフィニッシュのコーディネートも多く、おしゃれのアイディアが枯渇しがちな真夏は、各地のファッショニスタたちの装いを参考にするのが得策です。
雑誌『Precious』8月号では【夏おしゃれの最終章は、「ワールドSNAP」をお手本に！】と題し、世界の街角でキャッチしたおしゃれ賢者のリアルスタイルを、スタイリストの三好 彩さんに解説いただきました。
今回は、フランス・パリで見つけたおしゃれ賢者のリアルスタイルをご紹介します。
【PARIS】パリ・フランス「白×黒」で魅せるエレガントなハーフ配色
定番モノトーンこそ、シンプル＆シックが根付くパリのストリートを参考に。トップスとボトムでコントラストをつけて、白と黒を均等に効かせることで、無難とは一線を画す凛とした気品が生まれます。ハリ感のある素材使いも、モダンに着地させるポイントです。
気鋭のシューズデザイナー、アミナ・モアディのモノトーンの着こなしは、シンプルながらも迫力満点。
「胸元のカッティングやポインテッドトウの靴など、随所にシャープさを効かせモードに仕上げていて見事」（三好さん）
〈このコーディネートをお手本に…〉
ストイックなモノトーンは小物で完成度を高めて
シャープなシャツスタイルから着想した、微糖なハーフモノトーン。ハリのある素材ならではの、モードさも感じるAラインが魅力。ロープベルトや変形ヒールパンプスなど、エレガントな黒小物を散りばめることで、統一感のある洗練された装いに仕上がる。
抜け感のあるラフなビッグバッグで甘さを適度にセーブ
カジュアルなのに品格も感じさせるキャミソールコーディネートは、小物使いが肝。
「ベルトとサンダルの華奢さがアクセントとなり、ルーズに見えがちなタックアウトスタイルが、スマートに見違えます」（三好さん）
歌手のドージャ・キャットは、大胆に着崩したモノトーンルックを披露。
「シャツの両肩を落としたオフショルダーアレンジに、カフスのあしらいまで洒脱。着方しだいでここまで個性を出せるなんてあっぱれ！」（三好さん）
※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
問い合わせ先
- コロネット／チヴィディーニ TEL：03-5216-6516
- アオイ TEL：03-3239-0341
- theory luxe（リンク・セオリー・ジャパン） TEL：03-6865-0206
- JIMMY CHOO TEL：0120-013-700
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- PHOTO ：
- 池田 敦（CASK）
- STYLIST ：
- 三好 彩
- EDIT&WRITING ：
- 奥山碧子（Precious）
- 写真提供 ：
- Getty Images
