ジャケットやセットアップの足元にヒールのパンプスではなく「トングサンダル」を選んでドレスダウン。テイストミックスで今どき感を演出した着こなしをチェックしていきましょう。

■1:マリア・バルテツコは…インパクトカラー、赤をリンクさせてスタイリッシュに

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バッグはドーナツチェーンが付いた「ロエベ」のもの。

2025年6月9日、ドイツ・ベルリンでスタイリストのマリア・バルテツコをスナップ。赤のトップスにオーバーサイズなジャケットを羽織り、ボトムはワイドレッグのシルクパンツ、足元は「ザ・ロウ」の赤と黒のサンダルを合わせたコーディネートです。目を引く赤のトップスとトングサンダルのソールの赤がリンクし、上級者なカラーリングに。トングサンダルはミニマルなデザインですが、ソールがのぞくので配色もこだわりたいポイント。パンツの艶めきが着こなしに奥行きを授け、洒落感を高めています。

■2:ミルヤ・クライン…オーバーサイズなシルエットに軽やかな足元で今どきなバランス感を

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サンダルは鼻緒が赤、ソールはブラックのバイカラー。

2025年6月18日、ドイツ・ミュンヘンにてインフルエンサーのミルヤ・クラインを撮影。「フランキーショップ」のオリーブブラウンのセットアップに、「エンシェント・グリーク・サンダル」のトングサンダルを合わせています。ボリュームあるセットアップに、シンプルで抜け感あるトングサンダル、の意外性のある組み合わせがポイント。ギャップが洒落感を高め、着こなしをプレイフルに演出します。

■3:ミルヤ・クラインは…こなれ感漂う足元でセットアップをラフにかっこよく

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黒いオーバーサイズのアビエイターサングラスでモード感を顔周りに。

ミルヤ・クラインの着こなしをもう一枚。白いストライプ柄のセットアップに、カーキグリーンのトングサンダルを合わせています。セットアップはゆったりとオーバーサイズなシルエット。トングサンダルなら、その風通しのよさを引き立て、軽やかにまとまります。バッグは大きめサイズのトートバッグをセレクト。サンダルもトートも素材をスエードで揃え、軽やかなセットアップに落ち着いたムードを加えています。


今回はトングサンダルの着こなしをご覧頂きました。夏らしい抜け感を授ける足元は、襟付きなどきちんと感あるアイテムと組み合わせることで装いの鮮度がアップ。ぜひ今こそ取り入れてみてはいかがでしょうか。

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PHOTO :
Getty Images
WRITING :
神田朝子