【目次】
- 『スパイダーマン』のあらすじ、概要
- 『スパイダーマン』主要キャストは?登場人物まとめ
- トビー・マグワイア(ピーター・パーカー/スパイダーマン役)
- ウィレム・デフォー(ノーマン・オズボーン/グリーン・ゴブリン役)
- キルスティン・ダンスト(メリー・ジェーン・ワトソン役)
- ジェームズ・フランコ(ハリー・オズボーン役)
- J・K・シモンズ(J・ジョナ・ジェイムソン役)
- 『スパイダーマン』の豆知識、トリビア
『スパイダーマン』のあらすじ、概要

『スパイダーマン』の公開時期
『スパイダーマン』は、2002年5月3日にアメリカで公開されました。これに先駆けて、同年4月29日にロサンゼルスでプレミア上映が行われています。日本では、アメリカの公開から約1週間後の同年5月11日に公開されました。シリーズ全体で見ると、1981年に公開された『スパイダーマン ドラゴンの挑戦』以来21年ぶりの映画化でした。
『スパイダーマン』のあらすじ
どん底の高校生活を送っていたピーター(トビー・マグワイア)は、社会見学で訪れた研究室で遺伝子改良された蜘蛛“スーパースパイダー”に噛まれてしまう。翌朝、目が覚めたピーターの肉体には超人的な身体能力が宿っており、手首から出る蜘蛛のような糸を自在に操れるようになっていた。これらの能力を“フル活用”して新たな人生を手に入れ、大喜びのピーター。悲劇が目前まで迫っていることを、彼は知るよしもなかった…。
『スパイダーマン』主要キャストは?登場人物まとめ

『スパイダーマン』は、“いじめられっ子”が“正義のヒーロー”へと変貌していく作品。ひとりの若者を中心に描かれる、さまざまな人間関係も見どころのひとつです。淡い恋心を抱く関係もあれば、大切な人を失い絶望のどん底に落とされるという展開も…。
それでは、『スパイダーマン』で主要キャラクターを演じた俳優の当時と現在の写真を見ていきましょう。
トビー・マグワイア(ピーター・パーカー/スパイダーマン役)
まずは、ひょんなことから人生が大きく変わる主人公を演じたトビー・マグワイアの公開当時の姿を見てみましょう。

トビー・マグワイアは、“不慮の事故”が原因で超人的な身体能力を手に入れる少年、ピーター・パーカーを演じました。いじめられっ子として暗い生活を送っていたピーターは、やがて正義のヒーローとして戦う運命を背負います。彼がここまで変貌したのには、ある“悲劇”がきっかけでした。
ここからは、2023年に撮影されたトビー・マグワイアの姿を見てみましょう。



『スパイダーマン』公開当時は26歳、2025年7月時点では50歳のトビー・マグワイア。公開当時の写真は、フレッシュ感溢れるイケメンの青年。40代後半の姿からは、大人の男性の気品と色気が感じられます。2024年以降は俳優業をセーブし製作側に回っているという情報もあり、公の場に出てくる機会は激減しています。2025年にバスケットボールの試合会場で目撃された姿も、変わらぬイケメンぶりだったとか。
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ウィレム・デフォー(ノーマン・オズボーン/グリーン・ゴブリン役)
次は、スパイダーマンと対峙する悪役を演じたウィレム・デフォーの公開当時の姿を見てみましょう。

ウィレム・デフォーは、主人公の親友の父親で、軍事企業の社長でもあるノーマン・オズボーンを演じました。本来は穏やかな性格の人物だったノーマンですが、会社存続のために“新薬”を服用。優しかったノーマンは、人類に牙をむく“別人”になってしまいます。
ここからは、2025年に撮影されたウィレム・デフォーの現在の姿を見てみましょう。





『スパイダーマン』公開当時は46歳、2025年7月22日に70歳の誕生日を迎えるウィレム・デフォー。シニア世代に突入した現在の姿は、公開当時よりもさらに渋みを増しています。公開当時の写真と現在の写真に共通して言えるのは、優しそうな笑顔と凛々しい表情のギャップに驚かされること。70歳になっても衰える気配のない、“かっこいいシニア”へと進化しています。
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キルスティン・ダンスト(メリー・ジェーン・ワトソン役)
続いて、『スパイダーマン』のヒロイン役を演じたキルスティン・ダンストの公開当時の姿を見てみましょう。

キルスティン・ダンストは、ピーターの幼なじみであり片想い相手でもあるメリー・ジェーン・ワトソンを演じました。ピーターに優しく接する数少ない人物ですが、家庭環境は良好とは言えず…。さらに、スパイダーマンの正体を知らないまま、彼と接する機会が増えていきます。
ここからは、キルスティン・ダンストの現在の姿を見てみましょう。





『スパイダーマン』公開当時は20歳、2025年7月時点では43歳のキルスティン・ダンスト。公開当時の写真からは、20歳ならではのフレッシュ感とかわいらしい雰囲気が伝わってきます。40代になった現在は、妖艶な雰囲気と美貌を兼ね備えた大人の女性ぶりを発揮。反面、公開当時のようなかわいらしさの面影も見え隠れしています。
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ジェームズ・フランコ(ハリー・オズボーン役)
続いて、ピーターの友人を演じたジェームズ・フランコの公開当時の姿を見てみましょう。

ジェームズ・フランコは、ピーターの数少ない友人であり、ノーマンの息子であるハリー・オズボーンを演じました。裕福でありながら平穏な生活を送っていたはずのハリーですが、スパイダーマンの活躍が彼の運命を大きく変えてしまいます。
ここからは、2025年に撮影されたばかりのジェームズ・フランコの姿を見てみましょう。





『スパイダーマン』公開当時は24歳、2025年7月時点では47歳のジェームズ・フランコ。公開当時は、いつまでも見つめていたくなるような甘いマスクの持ち主。正統派のイケメンですが、かわいらしさも感じられます。40代後半になった現在は、スーツ姿もカジュアルなコーディネートも完璧に着こなす“イケオジ”に進化。中堅俳優としての貫禄も増していて、うっとりしてしまいそう。
J・K・シモンズ(J・ジョナ・ジェイムソン役)
最後は、スパイダーマンを一方的に敵視する新聞社の重役を演じたJ・K・シモンズの公開当時の姿を見てみましょう。

J・K・シモンズは、新聞社の重役であるJ・ジョナ・ジェイムソンを演じました。街の平穏を守るために戦い続け、さらに“命の恩人”にもなったスパイダーマンを執拗にバッシングするジェイムソン。彼がここまでスパイダーマンに執着するのは、ある理由がありました。
ここからは、J・K・シモンズの現在の姿を見てみましょう。





『スパイダーマン』公開当時は47歳、2025年7月時点では70歳のJ・K・シモンズ。公開当時からすでに、中堅俳優の貫禄が感じられる風貌の持ち主。役柄とは裏腹に、穏やかな笑顔が映えます。70代に突入した現在は髭をたっぷりたくわえた、よい意味で年齢を感じさせる風貌に変化しています。シニア俳優としての貫禄もあり、独特の雰囲気が伝わってきます。
『スパイダーマン』の豆知識、トリビア
『スパイダーマン』は何が話題になった?
『スパイダーマン』は、当時最新の技術だったCGを活用することで、実写映画化が可能となりました。現実の世界では到底不可能な「壁や天井を自由自在に這いまわる」「高層ビルを自力で登る」という斬新な演出が、当時の映画ファンやシリーズファンを魅了。以降、シリーズ全体でCGの技術が活用されており、迫力のあるシーンを生み出しています。
『スパイダーマン』はどれくらいヒットした?
『スパイダーマン』は、公開初週で興行収入が1億ドルを超えるという、当時の映画史上でも類を見ない大ヒット作となりました。世界全体での興行収入は約8億2500万ドルにも上り、北米地域だけでも4億ドルを超えています。日本でも爆発的なヒットを記録し、興行収入は約75億円にも上りました。2002年度の世界興行収入ランキングで3位、当時の歴代興行収入ランキングで6位に食い込むほどの人気ぶりでした。
『スパイダーマン』が起こしたブームは?
アメリカの同名コミックを原作とする映画『スパイダーマン』は、“アメコミ映画”というジャンルが注目されるきっかけとなりました。従来からアメコミ映画は多数製作・公開されていましたが、現在ほどの知名度と人気はありませんでした。『スパイダーマン』シリーズのブレイクをきっかけに、アメコミ映画の魅力に感銘を受けた映画ファンが続出したと言われています。
『スパイダーマン』の現状は?
2002年公開の『スパイダーマン』に続き、2004年6月30日に『スパイダーマン2』、2007年5月1日に『スパイダーマン3』が公開されました。これらの3本は「サム・ライミ版スパイダーマン」と呼ばれることが多いようです。以降も10本以上の続編やスピンオフ作品が製作・公開されています。2026年には、トム・ホランド主演のシリーズ最新作『スパイダーマン ブランド・ニュー・デイ』が公開予定です。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
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- Getty Images