上下ワンツーフィニッシュのコーディネートも多く、おしゃれのアイディアが枯渇しがちな真夏は、各地のファッショニスタたちの装いを参考にするのが得策です。
雑誌『Precious』8月号では【夏おしゃれの最終章は、「ワールドSNAP」をお手本に!】と題し、世界の街角でキャッチしたおしゃれ賢者のリアルスタイルを、スタイリストの三好 彩さんに解説いただきました。
今回は、アメリカ・ニューヨークで見つけたおしゃれ賢者のリアルスタイルをご紹介します。
【NEW YORK】シルエット以外はそぎ落とすモダンな「構築フォルム」
エネルギッシュで凛としたファッションを好むニューヨーカー。彼女たちのコーディネートで注目すべきは、程よいモード感を醸すフォルミックなおしゃれ! 主役となる構築シルエットを引き立てるために、配色や小物使いは極力ミニマルに徹することが重要です。

インフルエンサーのダリヤ・シジナは、フォルミックスカートを主役に。
「トップスの透け感と、スカートの光沢。個性のある素材感が、構築シルエットを引き立てるポイントです。サンダルの華奢さも絶妙!」(三好さん)
〈このコーディネートをお手本に…〉

構築スカートで魅せるモードなTシャツスタイル
印象的なフォルミックスカートを取り入れて、夏の定番コーディネートを刷新! たっぷりとしたギャザーがランダムなドレープを描き、遠目にも映える佇まいに。小さく効かせた白小物も洗練見えのポイント。
さりげなく効かせた耳元のゴールドが気品を高めて

肩にトップスを巻いて、自らシルエットをアシメトリーにアレンジしているカミラ・コエーリョ。
「シアーな黒タイツにポインテッドトウシューズを合わせて、Iラインを強調する細部のテクニックにも感心します」(三好さん)

アシメトリーなオフショルダーと、コクーンフォルムが都会的なレザードレスを一枚で。
「リップの色をワンピースと同色でつなげる発想が心憎い! よく見ると、ピアスと足元のゴールドもリンクしています」(三好さん)
※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
問い合わせ先
- オンワード樫山 お客様相談室 TEL:03-5476-5811
- ルックスオティカジャパン カスタマーサービス TEL:0120-990-307
- showroom SESSION TEL:03-5464-9975
- ブルーベル・ジャパン (ファッション事業本部) TEL:03-5413-1050
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- PHOTO :
- 池田 敦(CASK)
- STYLIST :
- 三好 彩
- EDIT&WRITING :
- 奥山碧子(Precious)
- 写真提供 :
- Getty Images