上下ワンツーフィニッシュのコーディネートも多く、おしゃれのアイディアが枯渇しがちな真夏は、各地のファッショニスタたちの装いを参考にするのが得策です。

雑誌『Precious』8月号では【夏おしゃれの最終章は、「ワールドSNAP」をお手本に!】と題し、世界の街角でキャッチしたおしゃれ賢者のリアルスタイルを、スタイリストの三好 彩さんに解説いただきました。

今回は、ドイツ・ベルリンで見つけたおしゃれ賢者のリアルスタイルをご紹介します。

【BERLIN】⼥性らしさを意識した「⼤⼈のストリートカジュアル」

ストリートやクラブカルチャーを基調に、独自のファッションを築いているベルリンには、大人カジュアルの名手が多数! シンプルで気どらないのに、エレガントさも忘れない着こなしのバランス感覚は、ぜひ学びたいところ。肌見せの上手な取り入れ方に注目を。

ベルリンの街角でキャッチしたインフルエンサーのアレッサ・ウィンター
Getty Images

ワークテイストのセットアップを都会的に着こなす、インフルエンサーのアレッサ・ウィンター。

「ハーフパンツで脚を見せることで、さりげない女らしさを演出。小ぶりのサングラスも、華奢さを醸すポイントです」(三好さん)

〈このコーディネートをお手本に…〉

三好  彩さんスタイリングによる大人のストリートカジュアル
シャツ¥30,800(martinique LUNIME YOKOHAMA)、タンクトップ¥25,300(コロネット〈ヴィンス〉)、パンツ¥71,500(ポステレガント)、サングラス¥53,790(ルックスオティカジャパン〈バーバリー〉)、ネックレス¥179,000(トムウッド 青山店)、バッグ¥184,800(セルジオ ロッシ)、靴¥73,700(showroom SESSION〈へリュー〉)

緩急つけたワントーンでハーフパンツを攻略!

アレッサを見習って、シックなワントーンに落とし込み。シャツだけ色をずらしてブルーを取り入れることで、無理なく洒落感が生まれる。

重ね着したようなシャツのデザインでひと技効かせて

ベルリンの街角でキャッチした大人女性のコーディネート
Getty Images

シャツ×デニムのカジュアルな合わせにも、さりげない肌見せで女らしさをひと匙。

「バッグと靴を同色でまとめているから、少量のおなか見せも際立って。主張しすぎない薄色デニムも、統一感をもたせる秘訣」(三好さん)

ベルリンの街角でキャッチした大人女性のコーディネート
Getty Images

ヴィンテージライクなレザージャケットを、晩夏に先取りする着方が参考になる。

「レザーの分量が多いぶん、潔い脚の肌見せで軽やかさを担保。バッグと靴も華奢なデザインを選び、より軽快に仕上げています」(三好さん)

※掲載商品の価格は、すべて税込みです。

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PHOTO :
池田 敦(CASK)
STYLIST :
三好 彩
EDIT&WRITING :
奥山碧子(Precious)
写真提供 :
Getty Images