【目次】
- 『ダ・ヴィンチ・コード』のあらすじ、概要
- 『ダ・ヴィンチ・コード』主要キャストは?登場人物まとめ
- トム・ハンクス(ロバート・ラングドン役)
- オドレイ・トトゥ(ソフィー・ヌヴー役)
- イアン・マッケラン(リー・ティービング役)
- ジャン・レノ(ファーシュ役)
- ジャン=ピエール・マリエール(ジャック・ソニエール役)
- アルフレッド・モリーナ(アリンガローサ役)
- ポール・ベタニー(シラス役)
- ビジネス雑談で盛り上がる『ダ・ヴィンチ・コード』のトリビア、豆知識
『ダ・ヴィンチ・コード』のあらすじ、概要

『ダ・ヴィンチ・コード』の公開時期は?
『ダ・ヴィンチ・コード』は、2006年5月19日にアメリカ・マルタ・イギリスで同時公開されました。日本では翌日の5月20日に公開されたほか、その他の国でも同時期に公開されています。これに先駆けて、同時期に開催された第59回カンヌ国際映画祭でプレス関係者向けの上映会が行われ、賛否両論ありつつも話題となりました。
『ダ・ヴィンチ・コード』はどんな話?あらすじ
パリのルーヴル美術館で、ソニエール館長(ジャン=ピエール・マリエール)の他殺体が発見された。遺体の構図はレオナルド・ダ・ヴィンチの「ウィトルウィウス的人体図」を模していたが、これは絶命寸前のソニエール自身が見せかけたものだった。パリに滞在中の大学教授ロバート(トム・ハンクス)の元に、フランス司法警察のファーシュ警部(ジャン・レノ)から協力要請が入る。この時点で、ロバートは恐るべき事件に巻き込まれていた。
『ダ・ヴィンチ・コード』主要キャストは?登場人物まとめ

『ダ・ヴィンチ・コード』は、実在の美術館を舞台としたミステリー映画。絵画や彫刻などの芸術作品が多く登場し、センセーショナルな描写もあいまって、世界中で賛否両論を巻き起こしました。そんな本作で主要キャストを務めた俳優たちは、現在どうしているのでしょうか。
それでは、『ダ・ヴィンチ・コード』で主要キャラクターを演じた俳優の当時と現在の写真を見ていきましょう。
トム・ハンクス(ロバート・ラングドン役)
まずは、主演を務めたトム・ハンクスの公開当時の姿を見てみましょう。

トム・ハンクスは、不可解な殺人事件の調査にあたる大学教授、ロバート・ラングドンを演じました。偶然パリに滞在していたことから、事件の調査を依頼されたロバート。やがて“意外過ぎる犯人”を特定したことで、事件は大きな局面を迎えることに…。
ここからは、トム・ハンクスの現在の姿を見てみましょう。





『ダ・ヴィンチ・コード』公開当時は49歳、2025年7月9日に69歳の誕生日を迎えたトム・ハンクス。公開当時は、ロン・ハワード監督の意向でロバートらしいシリアスな雰囲気を全面に押し出していました。70歳一歩手前の世代となった現在は、ベテラン俳優としての貫禄と渋さ、深さがさらにグレードアップ。よい意味で年齢を重ねたシニアへと変貌しています。
オドレイ・トトゥ(ソフィー・ヌヴー役)
次は、本作のヒロイン役を務めたオドレイ・トトゥの公開当時の姿を見てみましょう。

オドレイ・トトゥは、フランス司法警察の暗号解読官であり、事件の被害者ソニエールの孫でもあるソフィー・ヌヴーを演じました。調査にあたる途中で、ロバートが濡れ衣を着せられていることに気づいたソフィー。祖父の死の真相を探るべく、彼女はロバートと結託するのですが…。
ここからは、2025年に撮影されたオドレイ・トトゥの現在の姿を見てみましょう。



『ダ・ヴィンチ・コード』公開当時は29歳、2025年7月時点では48歳のオドレイ・トトゥ。公開当時の写真では、美しき暗号解読官・ソフィーらしい、妖艶でミステリアスな雰囲気を放っています。40代後半になった現在は、シックなコーディネートがよく似合う、美しきマダムへと変貌しています。当時のソフィーを彷彿とさせる、妖艶かつミステリアスな雰囲気も健在です。
イアン・マッケラン(リー・ティービング役)
続いて、ロバートの旧友である学者を演じたイアン・マッケランの公開当時の姿を見てみましょう。

イアン・マッケランは、ロバートの旧友で宗教史学者のリー・ティービングを演じました。警察から追われる身となったロバートに対し、事件の背後に潜む秘密を語るリー。犯人の動機に心当たりがあると思わせる言動をする彼の“裏の顔”とは…。
ここからは、2025年に撮影されたばかりのイアン・マッケランの姿を見てみましょう。





『ダ・ヴィンチ・コード』公開当時は66歳、2025年7月時点では86歳のイアン・マッケラン。公開当時の姿は、宗教史学者たるリーらしい老紳士の風貌です。作中のリーだけではなく、現実のイアン・マッケランも「ナイト」の称号を与えられており、相応の気品も感じられます。80代後半に突入した現在も、現役の俳優としてエネルギッシュに活動中。その姿は、聖杯の探求に明け暮れていたリーと重なるものがあります。
ジャン・レノ(ファーシュ役)
次は、事件の捜査にあたる警部を演じたジャン・レノの公開当時の姿を見てみましょう。

ジャン・レノは、美術館で発生した殺人事件の捜査にあたる警部、ベズ・ファーシュを演じました。不可解な事件の解決のために、宗教象徴学を専門とするロバートに協力を依頼するファーシュ警部。しかし、彼がロバートに接触したのは“協力”のためではなかったのです。
ここからは、ジャン・レノの現在の姿を見てみましょう。





『ダ・ヴィンチ・コード』公開当時は57歳、2025年7月30日に77歳の誕生日を迎えるジャン・レノ。公開当時の写真では、鋭い眼光を放つファーシュ警部とは真逆とも言える、穏やかな笑顔を浮かべています。70代後半の現在は、愛用している丸眼鏡がよく似合う、おしゃれなシニアの姿へと変貌。長年にわたって映画界で活躍してきたその姿は、ファーシュ警部のような貫禄を感じさせます。
ジャン=ピエール・マリエール(ジャック・ソニエール役)
続いて、事件の被害者たる美術館の館長を演じたジャン=ピエール・マリエールの公開当時の姿を見てみましょう。

ジャン=ピエール・マリエールは、ルーブル美術館の館長であり、不可解な殺人事件の被害者となるジャック・ソニエールを演じました。絶命寸前の状態でありながら、自身を「ウィトルウィウス的人体図」に見立てたソニエール館長。その過程で、彼は孫娘ソフィーにメッセージを託していました。
出番は控えめながら重要なポジションを務めたジャン=ピエール・マリエールは、『ダ・ヴィンチ・コード』公開から約13年後の2019年4月24日、87歳で亡くなりました。ここからは、ジャン=ピエール・マリエールの晩年の姿を見てみましょう。



『ダ・ヴィンチ・コード』公開当時は74歳だったジャン=ピエール・マリエール。公開当時はすでにフランスで数々の映画賞を受賞していたベテラン俳優だったこともあり、堂々とした貫禄が感じられます。穏やかな老紳士の雰囲気もあり、晩年に差し掛かっても色あせることはありませんでした。亡くなってから6年以上が経過した現在も、本作をはじめとする多くの映画ファンから親しまれています。
アルフレッド・モリーナ(アリンガローサ役)
次は、オプス・デイの司教を演じたアルフレッド・モリーナの公開当時の姿を見てみましょう。

アルフレッド・モリーナは、ローマ・カトリック教会に属するオプス・デイの代表を務める司教、アリンガローサを演じました。ロバート逮捕のために奔走するファーシュ警部に協力するアリンガローサ司教。実は、オプス・デイにはさらに別の“協力者”が潜んでいたのです。
ここからは、近い時期に撮影されたアルフレッド・モリーナの姿を見てみましょう。



『ダ・ヴィンチ・コード』公開の5日後に52歳の誕生日を迎え(公開当時は51歳)、2025年7月時点では72歳のアルフレッド・モリーナ。70代に突入した現在はよい意味で年齢を感じさせる、シニアらしい風貌へと変化。当時と現在の写真を比較すると、公開当時の面影がしっかり残っています。そして、凛々しいスーツ姿がよく似合う! アリンガローサ司教らしい、気品ある雰囲気が伝わってきます。
ポール・ベタニー(シラス役)
最後に、ロバートたちに襲い掛かる殺し屋を演じたポール・ベタニーの公開当時の姿を見てみましょう。

ポール・ベタニーは、ロバートたちを襲撃する“殺し屋”、シラスを演じました。オプス・デイの一員にして、“殺し屋”という裏の顔をもつシラス。彼にロバートたちを襲撃するよう命じたのは、味方と思われていたある人物。しかも、シラスはその人物に撃退されてしまいます。
ここからは、ポール・ベタニーの現在の姿を見てみましょう。





『ダ・ヴィンチ・コード』公開の1週間後に35歳の誕生日を迎え(公開当時は34歳)、2025年7月時点では54歳のポール・ベタニー。公開当時の姿は、うっとりしてしまいそうなほど端正な顔立ち。50代半ばに差し掛かった現在は、当時の面影が感じられつつも、大人の男性としての貫禄が深まっています。192cmという高身長で、当時から現在まで変わらないスタイルのよさに瞳を奪われます。
ビジネス雑談で盛り上がる『ダ・ヴィンチ・コード』のトリビア、豆知識
『ダ・ヴィンチ・コード』は何が話題になった?
『ダ・ヴィンチ・コード』は、ダン・ブラウンが2003年に発表した同名の小説を実写映画化した作品です。原作の小説もまた、世界中で7000万部を超える大ベストセラー作品。その影響もあってか、実写映画である本作も話題となりました。
一方、原作小説でフィクション部分もノンフィクションとして扱われていたことや、キリスト教に関する描写が問題視されたことで、宗教や国家を巻き込んだ論争が勃発しました。
『ダ・ヴィンチ・コード』はどれくらいヒットした?
『ダ・ヴィンチ・コード』は批評面では賛否両論だったものの、興行面では大成功を収めました。全世界での興行収入は約7億6000万ドルにも上り、そのうち公開初週だけでも約2億2400万ドルを記録しています。
北米地域での興行収入は約2億1750万ドルを稼ぎ出す盛況ぶり。日本での興行収入は約90億5400万円というヒット作となりました。
『ダ・ヴィンチ・コード』が起こしたブームは?
『ダ・ヴィンチ・コード』は、公開直後から世界中で一躍ブームとなりました。日本も例外ではなく、多くの映画ファンが劇場に足を運んだり、原作小説の売れ行きがアップしたりと社会現象を巻き起こしました。
あまりの人気ぶりから、第23回ユーキャン新語・流行語大賞にノミネートされ、再び話題に。惜しくも受賞は逃しましたが、2006年の日本の世相を表現する単語のひとつとして定着しています。
『ダ・ヴィンチ・コード』の現状は?
『ダ・ヴィンチ・コード』の公開から3年後の2009年5月15日、続編となる『天使と悪魔』が公開されました。原作となった小説ではこちらが第1弾であり、『ダ・ヴィンチ・コード』が第2弾となっていますが、映画では順番が入れ替わっています。さらに、『天使と悪魔』の公開から7年半が経過した2016年10月、シリーズ第3弾となる『インフェルノ』が公開されました。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images