快適さはそのままに、ルーズにならない絶妙なバランスを保っていた海外セレブたち。キレイを両立するには、Tシャツのシルエットにこだわるのが鍵のよう。

■1:ナタリー・ポートマンは…楽してキレイが叶うショート丈の白Tを指名

べっ甲フレームの横長サングラスを投入し、カジュアルをスタイリッシュに見せて。
べっ甲フレームの横長サングラスを投入し、カジュアルをスタイリッシュに見せて。

2025年7月16日、主演映画『Good Sex(原題)』の撮影合間にキャッチされたナタリー・ポートマン。ごくシンプルな定番カジュアルは、インせずとも好バランスになるショート丈の白Tシャツを取り入れて。ゆるすぎずタイトすぎない身幅とゆとり袖が、体型カバー効果を発揮。ワイドストレートのブルーデニムパンツに、ぽてっとした白スニーカーを組み合わせ、ボトムに穏やかな重みを足すと格好良く仕上がります。

■2:ジジ・ハディッドは…メリハリシルエットにして涼感コーデをぼんやりさせない

額をすっきり見せるハイポニーテールヘアスタイルで軽快さを倍増。
額をすっきり見せるハイポニーテールヘアスタイルで軽快さを倍増。

涼しげなカジュアルコーディネートでNYの街中を歩いていたジジ・ハディッド。真っ白なTシャツとスニーカー、アイスブルーデニムパンツという爽やかな配色をぼんやりさせないために、コンパクトなTシャツとワイドデニムパンツで曲線を描き、しなやかに誘導。デニムパンツのダメージ加工がプレーンな上下にリズムを加えてくれます。総柄のバッグやゴールドネックレスをポイントにしているのが彼女らしい!

■3:オリヴィア・ポントンは…濃紺デニム合わせならキレイが加速

シルバーイヤリングや小粒のパールブレスレットが涼を運んできてくれます。
シルバーイヤリングや小粒のパールブレスレットが涼を運んできてくれます。

2025年6月下旬、NYでキャッチされたメガインフルエンサーのオリヴィア・ポントン。彼女が選んだ白Tシャツは、コンパクトな形、ショート丈、詰まったネックラインのおかげでキレイが引き立って。さらにスリムな形の濃紺デニムパンツで白をトーンダウンすれば、落ち着いた印象になり大人顔。足元にはローテクスニーカーを迎え、引き算コーディネートにして余裕感を醸しました。

■4:ケイティ・ホームズは…縦落ちラインを意識してスタイルアップ

ざっくりかき上げたウエーブヘアスタイルがヘルシーさを盛り上げます。
ざっくりかき上げたウエーブヘアスタイルがヘルシーさを盛り上げます。

ケイティ・ホームズは、すっきりとした白のショートTシャツに、濃いめのブルーストレートデニムパンツをセット。程よいゆとりをキープしながら、縦に真っ直ぐ落ちる形にこだわってスタイルアップを叶えました。サイドラインがアクセントの黒スニーカーと、夏気分を盛り上げるバイカラーバッグを添えて小気味よく。

■5:テイト・マクレーは…オーバーサイズを選び露出部分を華奢に見せるテクニックも

Tシャツのプリントやバッグのモノグラムをアクセントに。
Tシャツのプリントやバッグのモノグラムをアクセントに。

先にご紹介した4名のセレブたちはコンパクトな白Tシャツを選んでいましたが、歌手のテイト・マクレーはビッグシルエットをセレクト。おのずと五分袖になるので、二の腕カバーはもちろん肘下が華奢に見える効果も。褪せた加工が効いたワイドブルーデニムパンツ、メタリックシルバーが効いたスニーカーを合わせ、ストリートな趣を演出。タイトなまとめ髪、レザーバッグで緊張感を宿せば、ラフに傾かず小粋なオーラを放つことに成功します。


安心感のある「白Tシャツ×ブルーデニムパンツ」がこなれて見えるテクニックを、海外セレブたちのスナップからご紹介しました。シルエットを意識して、今っぽくアップデートしましょう。

関連記事

この記事の執筆者
Precious.jp編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。
PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
阿部芙美香