単なるコンサバな装いにまとめるだけではなく、おとなしく見えない「白×ベージュ」のコーディネート。着映えできるテクニックをスナップのおしゃれ賢者からチェック。

■1:ダイアン・バトウキナは…軽快なモードを上品につくり出す流行キュロットスタイル

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足元にはフラットなミュールを投入。リラックス感あるムードに仕上がります。

まずは2025年6月半ば、インフルエンサー、ダイアン・バトウキナがスナップされたときの着こなしです。白いノースリーブトップスにベージュのキュロットを組み合わせていました。トップスは襟元がちょっと上がったボトルネックで、ノースリーブとモードさをアピールしています。キュロットにインしているので、上半身をコンパクトかつすっきりとした印象に。淡いカラー同士ということで、優しく女性らしさも十分です。

スクエアフォルムのかっちりしたバッグを肩かけ、というきちんと感を加えた小物使いもカジュアルになりすぎず、大人スタイルを完成させるのに大正解といえます。

■2:アルバ・ガラヴィート・トーレは…肌見せトップスでインパクトある涼感スタイルを生み出して

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大きめのゴールドピアスが、リッチな存在感になっています。

コンテンツクリエイター、アルバ・ガラヴィート・トーレは2025年5月初旬、パリで見かけられていました。ベージュのタンクトップに白パンツをコーディネート。首元でクロスさせるデザインはホルターネックと同様、肩周りの露出がエレガントな着映えを叶えています。トップスにフィット感があるので、ボトムのパンツはゆるっとはけるワイドシルエットがバランス良好です。大胆なデザインでも品格が漂うカラーリングでまとめれば、抵抗なく着られてエレガントな佇まいに。

ベルトにはラフィア素材を取り入れて、涼しげなニュアンスを香らせていてさすがです。

■3:マイナ・スアレスは…フレアスカートをより上品に見せる色使いで格上の夏おしゃれに

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白パンプスは、はき口がVカットになったデザイン。シャープな味付けになっています。

2025年6月半ば、パリのファッションイベントに出席したインフルエンサー、マイナ・スアレス。スキッパータイプのブラウスにギャザースカートを、バニラホワイトとイエローがかったベージュで取り入れていました。とろみ素材のブラウスは着心地がよさそうで、たっぷりとギャザーがあしらわれたフレアスカートにインすると、きちんと端正なムードを漂わせています。

スカートの丈もフロント部分がいちばん長くなり、両サイドが短めになったデザインは裾がリズムカルに揺れて軽やかです。白×ベージュという上品なバニラカラーのトーン合わせでも洗練された雰囲気を高めています。


白×ベージュの夏コーディネートを楽しんでいた3人のスナップをお届けしました。落ち着いたカラーリングでも、最新のデザインをセレクトしたり、肌見せアイテムで着映えを発揮すれば、大成功の着こなしができ上がるので、必見です。

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PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
佐野有紀