今回ピックアップしたのは、チェック柄のワンピース、トップス、スカートのスナップです。華やかなプリントを活かしながら、甘くなりすぎない絶妙なバランスに仕上げた着こなし方法をチェック。

■1:マーリーズ・ピア・ファイフホハーは…ギンガムチェックも優雅な形なら洗練された印象に

ブラウンコーディネートに、こっくりバーガンディのペディキュアを差して穏やかに。
ブラウンコーディネートに、こっくりバーガンディのペディキュアを差して穏やかに。

2025年7月、インフルエンサーのマーリーズ・ピア・ファイフホハーをミュンヘンでスナップ。愛らしいギンガムチェック柄ワンピースは、計算されたシルエット、色がシックなムードを叶えます。ダークブラウンで上品さを、深いVネックとスカート部分のフロントスリットで甘くなりすぎないシャープさを演出。ティアード切り替えが腰より下になっているため、程よい抜け感を共存できるのも高ポイントです。モダンなオブジェのようなロングハンドルのバッグは、スエード素材がチェック柄と同調して秋らしさを香らせることに成功。

■2:イルダ・サンドシュトレームは…脱力感のある黒ローライズパンツで甘さをセーブ

ハンサムなサングラスとパンツで甘いトップスを挟んで。
ハンサムなサングラスとパンツで甘いトップスを挟んで。

2025年8月5日、コペンハーゲン ファッションウィークを訪れたスタイリスト、アートディレクターのイルダ・サンドシュトレーム。さっぱりとしたタンクトップがぐっと華やぐ、赤のチェックプリントを採用。キュートに傾きすぎないよう、ハンサムな黒パンツを合わせ大人らしさを意識。ローライズ×ワイドという脱力感のある形がこなれ感に直結しています。黒のベルトとバッグのツヤを頼りにして、奥行き宿せば好バランスに着地。

■3:マヤ・アデルは…大胆な肌見せトップスにお利口なチェック柄スカートをプラス

ゴールドイヤリングとベージュバッグを添え、上品さを後押し。
ゴールドイヤリングとベージュバッグを添え、上品さを後押し。

2025年7月、NYの街中を歩くインフルエンサーのマヤ・アデル。日焼けあとが残るヘルシーな素肌を引き立てるように、白のパイピングが印象的なベアトップを着用。大胆な肌見せを品よく導くために、ボトムはグッドガールなネイビーのチェック柄スカートを選んで。マキシ丈、そしてフリンジカットのデザインなので躍動感が生まれています。足元にテクニカルなシルバーのスニーカーを効かせ、キレよくまとめました。


今回は軽快さをキープしながら秋のムードをミックスできる「チェック柄」を使ったコーディネートを3選でご紹介しました。華やかでキャッチーなプリントは、甘さをほんのり残すと大人の理想とするバランスに整います。ぜひ、参考にしてみてくださいね。

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この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
阿部芙美香