2025年に発表された渾身のタイムピースがすべての “物語” の扉を開く…時を装い、時をまとう歓び【心を揺さぶる「新作ウォッチ」】
光を遊ばせる装飾、感情を揺らす色、意志を刻む技巧が手元に華やぎを添え、仕草に凛とした気配を重ねていく──。そんな魅力を携えた姿で現れた、今年の新作ウォッチ。
ジュエリーのように装うもの、変貌を遂げたアイコン、クラシックの刷新、詩情を紡ぐもの、スモールサイズ…etc.。今という時代を照らす、美しきシグネチャーがここに。
【FRANCK MULLER(フランク ミュラー)】アーチを描く横顔の曲線がアール・デコ様式の造形に華やかな洗練をもたらす

横から見ると優雅な曲線を描くケースフォルムは、ニューヨークの摩天楼とロングアイランドを結ぶ橋のアーチにインスピレーションを得たもの。スクエア状に刷新されたレイルウェイミニッツトラックと、全面に広がるビザン数字がアール・デコの洗練と華やぎを再構成する。YGケースと調和するダイヤルカラーが凛とした気品を湛えている。
アール・デコの華やぎが、新たな洗練をまとって再構築されました。2000年の誕生以来、「フランク ミュラー」を象徴してきた『ロングアイランド』が、25周年の節目に新たな表情で登場。レイルウェイミニッツトラックが、オーバルからスクエア状になり、さらなる洗練をまとったのです。
ダイヤル一面に広がるビザン数字が、ひと目でそれとわかる存在感を放ち、繊細なギョウシェ彫りやスペード形の針が、細部にまで美意識を浸透させて──。ケースの横顔は橋のアーチを想起させる起伏を帯び、肌に寄り添うようにフィットするプロポーションも健在です。
装いに優美な印象をもたらし、手元に視線を引き寄せる時計。その引力の正体こそ、華やかさの奥に意志を宿す、造形の力なのです。
※掲載商品の価格は、税込みです。
※文中の表記は、YG=イエローゴールドを表します。
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- PHOTO :
- 池田 敦(CASK)
- STYLIST :
- 関口真実
- EDIT&WRITING :
- 安部 毅、安村 徹(Precious)