2025年に発表された渾身のタイムピースがすべての “物語” の扉を開く…時を装い、時をまとう歓び【心を揺さぶる「新作ウォッチ」】
光を遊ばせる装飾、感情を揺らす色、意志を刻む技巧が手元に華やぎを添え、仕草に凛とした気配を重ねていく──。そんな魅力を携えた姿で現れた、今年の新作ウォッチ。
ジュエリーのように装うもの、変貌を遂げたアイコン、クラシックの刷新、詩情を紡ぐもの、スモールサイズ…etc.。今という時代を照らす、美しきシグネチャーがここに。
【LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)】大胆なレイアウトの中で時刻が変わる遊び心にメゾンの独創性が表れる

ケースからラグにかけて、ポリッシュ、サテン、サンドブラスト仕上げが交差し、奥行きある印象に。文字盤には、上下のアーチ状ウィンドウを通じて、ジャンピングアワーと分表示を構成。キャリバー「LFT MA01.01」を搭載し、約45時間パワーリザーブを確保する。香箱の爪やローターのV字モチーフなどすみずみまで、メゾンの審美性が行き届く。

ムーブメントは、ジュネーブのウォッチメイキングアトリエ「ラ・ファブリク・デュ・タン ルイ・ヴィトン」で設計・製作されている。
雲の切れ間から差す金色のひと筋。そんな情景をイメージソースに、静けさの奥に革新性を秘めた時計が誕生しました。視覚と感情の間に美しい緊張を浮かび上がらせて──。ポリッシュとサンドブラストを巧みに切り替えたピンクゴールドケースには、移ろう光の陰影が繊細に映り込みます。
ダイヤル上のアーチには、ジャンピングアワー式の数字が規則正しく並び、右から左へと視線を導きながら、時間の流れを直感的に伝えていきます。数字が流れるように移り変わり、12時位置には、時分表示ディスクをなぞるように固定された針を配置。時と分が異なるリズムで重なります。
ケースバックからは自社製ムーブメント、キャリバー「LFT MA01・01」が覗き、精緻なメカニズムを楽しめます。伝統と未来、構造と感性。それらを結ぶこのタイムピースは、メゾンの揺るぎない意志と審美眼を携えて、次なる時間を切り拓いていくのです。
※掲載商品の価格は、税込みです。
※文中の表記は、PG=ピンクゴールドを表します。
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- PHOTO :
- 池田 敦(CASK)
- STYLIST :
- 関口真実
- EDIT&WRITING :
- 安部 毅、安村 徹(Precious)