ロイヤルファミリーにマストな清潔感や気品、ノーブルさや知的さといったイメージを全てもち合わせるドット柄。大きさやカラーのバリエーションは無数にありますが、この夏とくに人気だったのが、細かめの柄とモノトーンの組み合わせ。そこでオケージョンをはじめ、好感度を狙いたいビジネスチャンスにも安心して纏えるドット柄の装いをピックアップ。デンマークのマリー妃(マリー・カヴァリエ)、スペインのレティシア王妃、イギリスのカミラ王妃が披露したエレガントな大人の装いを紐解いていきましょう。

■1:デンマークのマリー妃は…白ベースにたっぷりフレアがエレガントなミディワンピース

ファッションニュース_1,セレブ_1,大人コーデ_1,ワンピース_1,夏コーデ_1
この日は黒のクラッチ&パンプスで控えめでクラシックなスタイリングに。

2025年8月19日、デンマークのビルケロッドにある緊急事態管理庁に到着したマリー妃。デンマーク王子ヨアキムの妻でフランス・パリ出身の49歳が纏っているのは、「マンゴ」のプチプラワンピース。二の腕を強調しない、ふんわりストレートな半袖に共布のベルト、フレアなスカートラインがスッキリ見えを叶えるデザインです。フィット&フレアなシルエットはプリンセスらしくエレガント。白ベースに黒のドットが明るい印象を演出し、パーティやセレモニーなどあらゆるシーンにフィットする一着です。

■2:レティシア王妃は…エフォートレスに洗練を叶えるネイビードット

ファッションニュース_2,セレブ_2,大人コーデ_2,夏コーデ_2,ワンピース_2
夫でスペイン国王のフェリペ6世と。

2025年7月17日にスペインのマドリードにあるエル・パルド宮殿で、アストゥリアス王女財団の理事会メンバーとの年次総会に出席。グラフィカルなネイビーのドットがあしらわれたワンピースをまとっています。ハイネックに長袖、ロング丈のゆったりとしたプリーツスカートが特徴。スッキリとした配色がストイックなディテールをエアリーなムードに導いています。細ベルトでウエストをマークしバランスアップ。スモーキーアイと光沢のあるリップでモードなエッセンスを添えてクールに仕上げています。

■3:カミラ王妃は…最愛デザインをブラック&ホワイトでスタイリッシュに

ファッションニュース_3,セレブ_3,夏コーデ_3,大人コーデ_3,ワンピース_3
パールのイヤリングがドット柄と好相性。

2025年7月1日にスコットランドのエディンバラで開催されたラソ図書館の公式開館式典に出席。柔らかなショルダーラインにシャープな襟、七分袖とウエストを絞ったラインが特徴的なシャツワンピースは、王妃の定番デザイン。見慣れたミディ丈シルエットが黒ベースのドット柄でシックにアップデートされています。襟とフロント、クラッチバッグの白がメリハリと華やかさを添え、軽やかな雰囲気に。


今回は3人のロイヤルにフォーカスし、気品あふれるドット柄の装いをお届けしました。ドレスアップなシーンでのお手本にぜひしてみてくださいね。

関連記事

この記事の執筆者
Precious.jp編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。
PHOTO :
Getty Images
WRITING :
神田朝子