2025年7月14日ストックホルム生まれ、48歳になったばかりのスウェーデン「ヴィクトリア皇太子」。スウェーデン国王カール16世グスタフとシルヴィア王妃の長女で王位継承順位1位、次期女王として期待の集まる人物です。
私生活では、パーソナルトレーナーだったダニエル公と2010年6月に結婚、ふたりの子どもの母でもあります。アメリカのイェール大学やフランスで学び、スウェーデン陸軍で基礎的な軍事訓練を受けた経験も。政治・外交活動にも積極的な一方、親しみやすく温かい人柄で国民からの支持も厚いプリンセスです。
そんな皇太子がお得意なファッションといえばフローラルプリント。ハッと目を引くインパクトは自身の放つ存在感にも重なって…。周囲をポジティブオーラで包むような最新コーデをスナップで紐解いていきましょう。
■1:鮮やかなエメラルドグリーンに赤で意外性をひと匙!

2025年8月28日にスウェーデンのストックホルムにあるベルヴァルトホールで開催されるバルト海フェスティバルに出席。水彩画のようなタッチのプリントがあしらわれたワンピースを着用しています。詰まった襟元、潔いノースリーブ、控えめなスカートのシルエットでほぼIラインの一着がスッキリ見えを叶えます。小物の色合わせが難しそうですが、プリントに密かに存在する赤をフィーチャー。パンプスとネイルに効かせて洒落感高い配色に。クラッチバッグとイヤリングはグリーンで揃えて、引き立て役にまとめています。
■2:きちんと感がありながら華やか!信頼感漂うネイビーコーデ

2025年8月21日、ストックホルム商工会議所が主催するフォーラム「Unleashed」に出席した際は、ネイビーを主軸にした装いを披露。ワンピースはふんわりティアードスカートがフェミニンなデザインですが、白ベースにネイビーの配色で華美過ぎず端正さも演出。ダブルのジャケット、パンプス、バッグもネイビーでまとめ、ノーブルな仕上がりに。ジュエリーはネックレスやピアスで白い輝きを添えて、知的ななかに洗練が光るスタイルを完成。
■3:視線を奪う華麗さ!オケージョンでは思いっきりドレスアップ

2025年6月13日、ドロットニングホルム宮殿礼拝堂で行われたスウェーデンのイネス王女の洗礼式では、「ドルチェ&ガッバーナ」の華やかなワンピースを披露。艶やかなシルクにピンクベース、そして白百合などの大輪の花が大胆なタッチで描かれた一着は、特別なセレモニーに相応しいラグジュアリーさ。クラッチやスエードパンプスはワンピースのカラーから色をリンクさせ、主役の一着を引き立てています。
スウェーデン「ヴィクトリア皇太子」の華やかなフローラルプリントの最新スタイルをご覧いただきました。フローラル、と一言でいってもシーンに合わせ、柄の高揚感をしっかりセレクトしているのが印象的。ぜひ華やかさが欲しいオケージョンやオンスタイルの参考にしてみてください。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- WRITING :
- 神田朝子