「双峰駱駝」ってなんと読む?乗れる動物です!
明日、9月18日は、『かいわれ大根の日』です。日本かいわれ協会(現日本スプラウト協会)が制定した記念日で、 1980年代当時、かいわれ大根の良さをアピールしようという目的が掲げれていました。日付は、記念日制定を決めた会議が行われた月で、18の「1」はかいわれ大根の茎の部分、「8」は双葉の部分に見立ててあるそう。現在では、栄養価が高く手軽に使える野菜としての良さが広く認知されており、記念日の目的は、かなり達成されたのではないでしょうか?
本日はかいわれ大根の特徴にちなんで、「芽」「双」という字の入った日本語からクイズをお送りします。
【問題1】「御芽出度い」ってなんと読む?
「御芽出度い」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「喜ばしい」という意味をもった言葉です。
<使用例>
「発芽野菜のかいわれ大根は、御芽出度い日のメニューにぴったりじゃない?」

さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は… 御芽出度い(おめでた-い) です。

洒落や言葉遊びの文化が歴史的に根づいた日本語は多数ございますが、「御芽出度い」と書いて「おめでたい」と読むのもそのひとつです。「芽が出る」というのは、誕生や成長を感じさせる喜ばしいことですので、そのポジティブなイメージで「おめでたい」という言葉をさらにパワーアップさせよう、という試みが定着した形です。親しい方に祝福の言葉を贈るシーンなどで、使ってみてはいかがでしょうか?
では2問目は「双」という字の入った問題です。
【問題2】「双峰駱駝」ってなんと読む?
「双峰駱駝」の慣用的な読み方をお答えください。
ヒント:日本では、鳥取県には、確実にこれがいると思います。
<使用例>
「シルクロードといえば、人や商材を載せた双峰駱駝を連想するわね」

さて、正解は?
※画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は… 双峰駱駝(ふたこぶらくだ) です。

「双峰」だけですと「ふたこぶ」とは読みませんが、「双峰駱駝」と書いたときの最初の2文字「双峰」を「ふたこぶ」と読み「ふたこぶらくだ」とするのは複数の辞書に掲載される、慣用的な定番の表記です。こちらも「こぶ」を「峰」と見立てた、日本語のウィットが効いた表記ですね。
***
本日は、9月18日『かいわれ大根の日』にちなんで、「芽」「双」という字の入った日本語から、
・御芽出度い(おめでた-い)
・双峰駱駝(ふたこぶらくだ)
の読み方、言葉の背景などをおさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『日本大百科全書(ニッポニカ)』『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(小学館)/東京新聞ホームページ/鳥取市観光サイトホームページ/『漢字ペディア』(日本漢字能力検定協会)