軽快さと秋へと繋がるクラシカルなムードを醸せるバミューダパンツ。振り幅の広さが分かる、テイスト別コーディネートをご紹介します。
■1:ジュリアン・ハフは…大人スポーティにぴたっとハマる白のバミューダパンツを活用

2025年9月上旬、全米オープンに参加したダンサー、俳優のジュリアン・ハフは、スポーツ観戦に相応しい軽快な装いを披露しました。センタープレスやビット飾りがエレガントな白ボトムは、バミューダパンツにすると真面目すぎない粋なムードを放つことができます。さらに真っ白なら、半端丈でもシャープに穿くことに成功。さらに先の尖ったパンプスを延長線上に置き、キレのよさを加算。くしゅっとギャザーの寄ったデザインが動きを加えてくれ、ハリのある素材がメインの装いに動きが加わっています。キャップも白で繋いだら、オリーブグリーンのポロニットとベージュのスエードバッグの落ち着いた秋カラーを効かせ、大人らしいスポーティルックを完成させました。
■2:ソフィア・ガイスは…白×ベージュの上品配色と緩やかな曲線がしなやかさに繋がる

デジタルクリエイターのソフィア・ガイスを、ベルリンでスナップ。休日のオフスタイルはもちろん、オフィスでの活躍も期待したい上品ベージュのバミューダパンツを採用。シンプルプレーンな白のロンTを合わせ、しなやかなきれいめカジュアルをメイク。フィット感のあるトップスとやや身幅のあるパンツで緩やかな曲線を描き、優雅さを高めて。黒のホーボーバッグ、ベルト、トングサンダルのミニマル小物を投入して、全体をバランスよく引き締めました。
■3:チェリファ・アキリは…モードな黒レザーはバミューダパンツで取り入れ気負いなく

ハンブルクでスナップされた、デジタルクリエイターのチェリファ・アキリ。シーズンレスなモノトーンコーディネートは、ニットやレザーを投入して秋らしく更新。黒のトップスとボトムスを軸にしたら、間延びしないように光沢感のある黒レザーをセレクト。また黒レザーパンツはフルレングスだとストイックなイメージが強いですが、バミューダパンツなら程よい抜け感を確保でき、難なく取り入れることができます。混じりけのない白のジャケットと小物を合わせたら、クリーミーな白のニットを巻いて立体感と奥行きを誕生させて。
あらゆるテイストに馴染む「バミューダパンツ」の着こなしをご紹介しました。特有の丈感を活かせば軽快さを演出でき、装いに程よい抜け感を授けることができます。ワードローブのパンツラインナップのなかに加え、お洒落の振り幅を広げましょう。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 阿部芙美香