ナチュラルな風合いが魅力のスエードは、ライトアウターで取り入れるのがファッショニスタの間で流行っている模様。初秋の着こなしにぴったりなアイテムなので、ぜひ投入してみてはいかが?
■1:ソニア・ライソンは…ベージュでまとめれば上品さが際立つクラスカジュアルに

2025年6月末、ベルリンでキャッチされたインフルエンサー、ソニア・ライソン。トップスとパンツに加え、羽織ったブルゾンまでを同系色で統一したワントーンコーデは、洗練された雰囲気と上質さを演出していました。
特に、スエード素材のブルゾンは、自然な風合いが大人のリッチ感をさらに引き立てます。襟付きのデザインによって、きちんと感もプラスされているのが印象的。
あわせたパンツは、ゆるやかなリラクシーシルエット。力の抜けた大人の余裕が漂い、全体のトーンと絶妙にマッチしています。やわらかなニュアンスカラーは、スエードの持ち味を最大限に引き出す相性の良さも魅力。季節を問わず、取り入れたい配色バランスです。
■2:アンナ・ウィンターは…モノトーンの装いにリッチ感を加味し格上のモードを実現

2025年9月初旬、ミュンヘンの街中で見かけられていたのは、デジタルクリエイター、アンナ・ウィンター。グレーのニットに白いパンツを合わせ、黒いブルゾンを羽織っていました。着慣れた3つのベーシックカラーでまとめたコーディネートは一見無難に見えますが、スエード×黒のミキシングによってレザーの素材感が加わりさらに引き締まった印象にも。両サイドの胸元にあしらわれた大きなポケットが、全身をフラットに見せず立体感あるアクセントになっています。面積が大きなパンツが着映えする白なのも、フレッシュな印象が高まるアイテムとして大正解です。
■3:テッサ・ヴィッキー エリサ・ヴァン・モントフォールトは…ワーク×トラッドの最先端コーデでこなれたラフさを光らせて

インフルエンサー、テッサ・ヴィッキー エリサ・ヴァン・モントフォールトは、2025年8月、コペンハーゲンでキャッチされていました。ブルーのシャツの襟元にネクタイを結び、ミニスカートとジャケットをベージュでコーディネート。元々アメリカのワークウエアのバーンジャケットは、今季、ファッショニスタの多くが注目しているアイテムです。ベースはスエードで、襟元に表革をあしらってポイントになったデザインはメンズライクですが女性らしいミニスカートをテイストミックスさせると、今っぽい佇まいが完成します。ネクタイをプラスしてトラッドニュアンスを全面にアピールすると、ぐっとこなれムードがアップ。
足元をリボンがデザインされた女性らしいミュールを投入したことも見逃せません。
秋のおしゃれにスエードジャケットを取り入れていた3人のファッショニスタをご紹介しました。スエードの素材感によって簡単に秋ニュアンスと軽快さが漂うので、ぜひ自身のおしゃれに投入してください。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 佐野有紀