レイヤードの醍醐味は、洗練された配色に加えて、さまざまな素材の織りなすハーモニーの妙でもあります。

特にトレンドの素材を取り入れるだけで、着こなしは今どきの空気をまとい、特徴のある素材同士の掛け合わせによって、さらに存在感を増します。

そこで、雑誌『Precious』11月号では【重ねるほどに洗練極まる！美しき「秋レイヤード」】と題して、旬のテクスチャーを掛け合わせて「素材」を重ねるアプローチをご紹介。

今回は、「素材」を重ねたコーディネートをまとめてお届けします。

■１：【ムートンボア×オーガンジー】オフ白〜ベージュの気品溢れるカジュアルをリッチな異素材で表情豊かに

オーラリーのムートンブルゾンを着用したモデルの立野リカさん
ムートンのシャツブルゾン￥264,000（オーラリー）、ジレ￥55,000（エストネーション、カシミアのタートルニット￥48,950（ファルコネーリ銀座店）、パンツ￥151,800（ウールン商会〈マーロ〉）、ピアス￥61,600・ダブルリング￥88,000（showroom SESSION〈コールムーン〉）、バッグ￥693,000（ヴァレクストラ ジャパン）

シアリングムートンに、透ける素材を合わせる、振れ幅の大きさが魅力の上質カジュアル。極薄カシミアのニットに、チュールを張ったジレを重ねて、パンツには旬の細うねコーデュロイを。折り返しからのぞくボアも含め、圧倒的な白の奥行きと、洗練ベージュのムードを。

詳細記事はこちら

■２：【ファーカシミア×メタリックサテン】ファーカシミアのふんわりレイヤードにモダンな光沢を添えて

ファーカシミアニットにメタリックサテンのパンツを合わせたモデルの立野リカさん
カシミアのカーディガン￥165,000・同ニット￥104,500・シルクリネンのパンツ￥93,500（ブラミンク トーキョー）、メンズのスカーフ￥166,100（エルメスジャポン）、ピアス￥60,500・ネックレス［チャーム／小］￥97,900・［大］￥162,800・リング￥89,100・バングル￥140,800（ホアキン・ベラオ）、バッグ￥92,400（ピエール アルディ 東京）

起毛加工を施したファーカシミアのとろけるような感触を、アンサンブルニットで味わい、サテンのパンツでモダンな光沢を。特に光沢素材は、さらりとメタリックで都会的な煌めきに注目。モードな気分を後押ししてくれる。

詳細記事はこちら

■３：【ラメニット×とろみサテン】今年らしいシルエットにふたつの異なる光沢を上品に響かせて

サテンブラウスにラメニットを重ねて着用したモデルの立野リカさん
ジレ￥57,200（オーヴィル）、ブラウス￥75,900（コロネット〈ヴィンス〉）、スカート￥71,500・靴￥104,500（イザ〈リヴィアナ コンティ〉）、ベビーカシミアのストール￥55,000（オーラリー）、 バングル￥228,800（ホアキン・ベラオ）、バッグ￥270,600（トッズ・ジャパン）

ゆったりとしたトップスの重ねに、落ち感が美しいスカートがほっそり、しなやかに寄り添う立ち姿が様になる着こなし。ニットに織り込まれたフィルムラメの煌めきと、スカートのなめらかなサテンの艶というふたつの光沢を、白ブラウスが鮮やかに際立たせて。

詳細記事はこちら

■４：【ラメツイード×細うねコーデュロイ】大人好みの王道スタイルツイード×デニムを今どき素材でアップデート！

ラメツイードのジャケットにコーデュロイパンツを合わせたモデルの立野リカさん
ジャケット￥220,000（ブラミンク トーキョー）、ハイネックの白ブラウス￥35,200・パンツ￥46,200（オンワード 樫山〈ベイジ,〉）、眼鏡￥64,900（ケリング アイウエア ジャパン〈ボッテガ・ヴェネタ〉）、イヤーカフ［右耳］／上から￥33,100・￥43,200・ピアス￥67,500・ブレスレット￥111,900（トムウッド 青山店）

端正なツイードジャケットをデニムで着くずすといった王道の上質カジュアルを、モノトーンのラメツイード×ブルーデニム風のコーデュロイで、最旬のレイヤードスタイルに。

詳細記事はこちら

■５：【ムートンレザー×シャイニーツイル】都会的な光沢アイテムをしなやかなブラウスでフェミニンに仕上げて

ムートンレザーのブルゾンにシャイニーツイルのマキシスカートを合わせたモデルの立野リカさん
ブルゾン￥495,000（ドゥロワー 青山店）、ブラウス￥63,800・スカート￥94,600（オーヴィル）、ピアス￥176,000・バングル［右手］￥198,000・ブレスレット［左手］ 各￥239,800（ザ・サロン バイ ノーア〈サイモン・アルカンタラ〉）、バッグ￥1,106,600（デルヴォー）、靴￥201,000（ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン）

なめらかなシアリングムートンのブルゾンに、メタリックな光をまとったマキシスカートを合わせた迫力素材同士の組み合わせ。一見ハードになりがちなマッチングながら、ロングスカートは艶やかなドレスのような佇まい。シルクのピンタックブラウスを合わせ、端正なバッグを添えれば、かっこよさが際立つ大人の女性に。

詳細記事はこちら

※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
※記事内情報は、2025年10月中旬時点のものです。掲載時期より変更がある場合がありますので、予めご了承ください。

問い合わせ先

関連記事

PHOTO ：
曽根将樹（PEACE MONKEY）
STYLIST ：
大西真理子
HAIR MAKE ：
ヘア／hiro TSUKUI（Perle）、メイク／佐藤裕太
MODEL ：
立野リカ（Precious専属）　
EDIT&WRITING ：
藤田由美、福本絵里香（Precious）
TAGS：