モードの世界は早くも次なる秋冬へ!
バリーの2017年秋冬プレタポルテコレクションが、ミラノの国立図書館で発表されました。
象徴的なものといえば、ギャンブル、シガーの煙、ウィスキー、ポーカー。
デヴィット・ボウイとミック・ジャガー。ダイヤモンドハートがきらめくブラックチョーカーを飾った、ビアンカ・ジャガーの首元…。
バリーの2017年秋冬コレクションがイメージソースとしたのは1970年代、ニューヨークシティの紳士クラブに漂っていたグラマラスなムード。長らく男性限定の社交場だった紳士クラブに、女性の入会も許されてきた時代を背景に繰り広げられる、華やかなイブニングドレスとモダンなスポーツウェアのコントラスト。
そんなドラマティックな光景を映したような、刺激的なコレクションが展開されました。
■'70年代を切り取ったスタイル
ダブルのコート、イブニングブレザー、Aラインのスカートやコート、チェック柄のスーツ。
70年代を思わせるアイテムを多用しながらも、パターンや素材の取り合わせで現代的にアップデート。
■インパクトの強いアニマルプリント
キーカラーはアイビー、パープル、ダークレッド、メルロー、レモン。コレクションを通じてリフレインされるタータンチェック柄のほか、レオパード、カウ、ジラフといったインパクト強めのアニマルプリントも豊富です。
■懐かしくも新しい、テクノロジーを駆使したレザー加工
ひときわ目を引くのは、なんといってもこだわりの加工技術でバリエーションを出したレザーアイテム!
繊細なヴィンテージ加工を施したナッパレザーや、メタリック加工で表情を出したやわらかなラムナッパレザー、プリーツ加工でコントラストを強めたレザー、カシミアタッチのカーフスエード、ジャージに使われたボンデッドレザーetc.…。
レザーのほかにもストライプのベルベットジャカード、シルクタフタなども贅沢に用いられていました。
■バリーといえば!のシューズ&バッグ
ウィメンズで人気を集めるフラットなバブーシュJanelloシリーズから新色のほか、3cm、5cmヒールの各モデルやスリッポンもお目見え。アーカイヴからヒントを得たという、モダンなスクエアバックルがアクセントに。
アイコンバッグで知られるSommetの新作に、本コレクションで大注目のタータンチェック柄が登場。
2017年秋冬にチェックすべきキーワード満載のルックの数々、いかがでしたか?
大人だからこそ着こなせるモードのヒントを見つけてくださいね。
問い合わせ先
- バリー 銀座店 TEL:03-6264-5471
- TEXT :
- Precious.jp編集部