アウターが主役の辛口なおしゃれを楽しむとき、袖を通したくなるのがライダースブルゾンです。女性らしいアイテムとのテイストミックスをはじめ、王道のデニムスタイルにももちろんフィットします。
■1:ヴァネッサ・モーは…カーキのアクティブな一着は都会派ミリタリーで切れよく
こちらはオーストラリアでデザイナーとして活躍中のヴァネッサ・モーが、2025年5月半ばシドニーでキャッチされたときのスナップです。ベージュのTシャツと黒いワイドパンツを合わせて、カーキのライダースジャケットをコーディネート。インの着こなしがシンプルなので、エポレットやベルト使いといったディテールが光るライダースの魅力がかえって光っています。
短めの丈なのも、ワイドパンツと相性がよく脚長シルエットが実現。定番的なカラーの黒でなく、カーキをセレクトしたことでよりスタイリッシュでセンスのいいミリタリーにまとまっているところもさすがです。
■2:エミリー・シンドレフは…着映えするアイボリーを長めのスカートと上品にテイストMIX
次にご紹介するのは、人気インフルエンサー、エミリー・シンドレフが2025年10月にパリでスナップされたばかりの着こなしです。ピンクのシャツにネイビーの上着とスカートを投入して、アイボリーのライダースを羽織っていました。アイボリーとネイビーのカラー合わせはメリハリがつきながらも、モノトーンよりも優しいフェミニンさが漂い、クラス感をもたらします。ドロップショルダーでゆったりと着られるところも、今っぽさ抜群です。また、あえてフロントのジップを閉めたアレンジでキリッと引き締まった印象に仕上がっています。襟元からちらっとピンクのシャツが見えるさりげないアレンジがおしゃれっぽさの決め手に。
■3:エミー・ベントゥリーニは…Tシャツ&デニムとならクールかつ軽快な定番カジュアルが完成
2025年4月初旬、パリでキャッチされていたのは、スタイリスト、エミー・ベントゥリーニ。グレーのTシャツとデニムパンツに、黒のライダースを肩かけしていました。ロゴが入ったTシャツはウォッシュのかかったデニムと組み合わせるとカジュアル度がアップしますが、黒いレザーのライダースによってかっこよさが加わって大人っぽい表情に。肩かけにしていることで、さらにこなれムードが漂っています。
小物使いもさすが。ベルトにはライダースと同じ黒を投入し、バッグは逆にペールピンクでやや甘さをトッピングして抜け感にするテクニックをぜひ参考にしてください。
ライダースを今っぽく取り入れていた3人のファッショニスタにクローズアップしました。お手本のコーディネートのようなアレンジを駆使して、辛口の今どきカジュアルに仕上げてみましょう。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 佐野有紀

















